イットリウム系超電導電力機器技術開発
事業・プロジェクト概要
事業期間:平成20年度~平成24年度、予算総額:140.62億円
PL:塩原 融(公益財団法人 国際超電導産業技術研究センター 超電導工学研究所 所長)
PL:塩原 融(公益財団法人 国際超電導産業技術研究センター 超電導工学研究所 所長)
経済社会の基盤となる電力の安定的かつ効率的な供給システムを実現するため、系統を適正に制御し、電力供給を安定化させるための技術および発電電力を無駄なく輸送するための高効率な送電技術の確立が求められています。そのため、世界的にも我が国が最先端の技術力を有する超電導技術を活用して、コンパクトで大容量の電力供給が期待できるイットリウムに代表されるレアアース系酸化物高温超電導線材(イットリウム系超電導線材と総称)を用いた超電導電力機器の開発を行います。
本研究開発は、実用レベルに達したイットリウム系超電導線材を用い、次世代電力機器としての超電導電力貯蔵装置(SMES)、超電導電力ケーブルおよび超電導変圧器の実用化に目途をつけることを目的としています。これらの電力機器の実用化に向けた技術を開発し、産業利用の早期実現を図ることによって、経済社会を支える重要なエネルギーである電力の一層の安定的かつ効率的な供給システムの実現に向けて、大きく貢献できるものです。
本研究開発は、実用レベルに達したイットリウム系超電導線材を用い、次世代電力機器としての超電導電力貯蔵装置(SMES)、超電導電力ケーブルおよび超電導変圧器の実用化に目途をつけることを目的としています。これらの電力機器の実用化に向けた技術を開発し、産業利用の早期実現を図ることによって、経済社会を支える重要なエネルギーである電力の一層の安定的かつ効率的な供給システムの実現に向けて、大きく貢献できるものです。
■超電導電力機器の導入イメージ
詳細資料
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基本計画(394KB)
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実施方針:平成25年度版(464KB)
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実施方針:平成24年度版(517KB)
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実施方針:平成23年度版(508KB)
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実施方針:平成22年度版(273KB)
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実施方針:平成21年度版(184KB)
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実施方針:平成20年度版(298KB)
関連成果(プロジェクト実施者の対外発表記事)
日付 | 実施者 | タイトル |
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2013年5月8日 | 大陽日酸株式会社 | |
2012年5月18日 | 古河電気工業株式会社 |
基本情報
技術・事業分野 | 省エネルギー |
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プロジェクトコード | P08016 |
担当部署 | 省エネルギー部 (TEL:044-520-5180) |
短期的アウトカム概要(6年間の追跡調査により把握した状況)
■追跡対象企業のPJ終了後6年目のステージ状況
対象企業数:9社
- 上市:2
- 製品化:2
- 研究・開発を継続中:3
- 中止・中断:2
最終更新日:2019年3月29日