「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム/大規模実証実験」のうち「情報セキュリティ実証実験」に係るステージゲート審査結果について
平成30年4月13日
概要
技術・事業分野 | ロボット・AI | プロジェクトコード | P17007 |
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事業名 | 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム/大規模実証実験 | ||
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) 調査等 |
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対象者 | 企業(団体等を含む) 大学等 |
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問い合わせ先 | ロボット・AI部 次世代モビリティグループ 担当者:藤田、齊藤、水ノ江、林 TEL:044-520-5241 FAX:044-520-5243 |
詳細
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)では「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム/大規模実証実験」のうち「情報セキュリティ実証実験」に係るステージゲート審査委員会を実施し、以下のとおり委託予定先を決定いたしました。
1.事業内容
(1)背景
今回の大規模実証実験は、5つの技術領域(ダイナミックマップ、HMI、情報セキュリティ、歩行者事故低減、次世代都市交通)を中心に、自動車メーカー等の参加のもと、公道の実交通環境下において技術検証を行っていくものです。
また、今後の実用化に向けた技術面、運用面、制度面等での具体的課題の抽出とともに、海外メーカー等にも参加を呼び掛け、国際連携・協調の推進等も図っていきます。更に、別途、自動走行システムに対する一般の方々の正確な理解促進と社会受容性の醸成等に向けたイベントの開催を予定しています。
(2) 目的
自動走行におけるセキュリティ脅威の調査及び分析を行い、国際標準化も見据えて車両レベル・コンポーネントレベルでのセキュリティ評価手法・プロトコルを策定し、本実証実験を通して募る参加者の車両を用いて対ハッキング性能検証のためのブラックボックステストを行うことで、以下を実現します。
- a. 車両への通信を用いた攻撃に対する評価手法の確立
- b. V2X 等車外からの攻撃を含む脅威の全体像の整理
- c. 自動走行車両セキュリティに関するコンセンサスの醸成
- d. 我が国における自動走行車両セキュリティに関わる人材育成及びノウハウ蓄積
(3)事業期間
平成30年度~平成31年度
2.委託予定先
PwCコンサルティング合同会社
資料
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(別紙)採択審査委員一覧(91KB)