アスベスト含有建材等安全回収・処理等技術開発
基本情報
技術・事業分野 | 3R・水循環 |
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プロジェクトコード | P07025 |
担当部 |
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連絡先 | 044-520-5250 |
詳細資料 |
事業・プロジェクト概要
事業期間:平成19年度~平成21年度、予算総額:5.43億円PL:河村 壮一(大成建設 株式会社 技術センター顧問)
:荒井 行雄(北陸電力 株式会社 常務取締役 技術開発研究所 所長)
:千葉 脩(戸田建設 株式会社 執行役員 技術研究所長)

一方、平成18年9月のアスベストに関する規制の見直しに伴い、アスベスト含有製品の定義が含有率1wt%から0.1wt%に変更され、アスベスト含有建材等の推定蓄積量が1億トンにも達すると推計されています。さらに、非飛散性アスベスト建材の安全な除去・回収技術もまだ確立されていません。
以上のような問題点を解決し、アスベストの健康被害のリスクを低減するために、本事業では次の2テーマの研究開発を実施します。
- アスベストを含む建材等の回収・除去現場におけるアスベストの飛散および暴露を最小化し、回収・除去の安全性および信頼性等を確保する技術
- アスベスト含有廃棄物の無害化処理または再資源化段階における安全性、効率性に優れた技術
特に、無害化処理技術に関しては、環境負荷の低減を考慮すると、従来から認められている高温(1500℃以上)での溶融処理ではなく、省エネルギーの観点からも低温での無害化処理技術が求められており、環境省の無害化処理認定を受け早期に実用化を図れるような技術開発を推進していきます。


関連成果(プロジェクト実施者の対外発表資料)
日付 | 実施者 | タイトル |
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2012年4月9日 | 株式会社竹中工務店 |
短期的アウトカム概要(6年間の追跡調査により把握した状況)
■追跡対象企業のPJ終了後6年目のステージ状況
対象企業数:7社
- 上市:1
- 製品化:5
- 研究・開発を継続中:1
- 中止・中断:0