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ナノ粒子の合成と機能化技術プロジェクト

基本情報

技術分野 プロジェクトコード P01019
担当部
  • ナノテクノロジー・材料技術開発部
連絡先 044-520-5220

事業・プロジェクト概要

事業期間:平成13~17年度,予算総額:31.7億円
PL:奥山 喜久夫(広島大学大学院工学研究科物質化学システム専攻教授)

元素を多様化する旧来の新規材料開発手法から脱却し、ナノ構造を形成する最も基本的な構成要素であるシングル(直径1nmから10nm)の合成及び配列による機能素子化(薄膜化)が急務でありました。これを実現するため、化学材料プロセスの技術開発を実施しました。シングルナノサイズで均一粒径を有し、かつ安定な粒子を合成する基礎技術、秩序構造を有する安定な機能素子および構造体材料の創生技術及び機能素子の作成・評価技術の確立を目指しました。

■トランジスタ断面構造の模式図と関連技術開発
ナノ粒子分散ポリマーのTEM写真と傾向特性

ナノ粒子分散ポリマーのTEM写真
  1. 低分子有機修飾剤で粒子表面を修飾(樹脂中で激しく凝集)
  2. 新たに開発した表面修飾法(樹脂中で全く凝集せず均一分散)
半導体ナノ粒子分散ポリマーの蛍光特性
(ポリマー中でも粒子単体と同等の蛍光特性を示す)

短期的アウトカム概要(5年間の追跡調査により把握した状況)

ナノ粒子の創製や表面処理・複合化と薄膜化ならびに測定・評価を行い、磁気特性や光学特性、熱特性、力学特性等の基盤技術の開発を行いました。カネカは、シングルナノ粒子を用いた熱伝導性樹脂を実用化しました。従来の熱伝導性樹脂の課題であった金型や成型機の摩耗が少なく、通常の射出成型機での成型が可能となりました。

■参画機関(太字が上市・製品化に至った企業)※順不同

  • 化学技術戦略推進機構(戸田工業、三菱マテリアル、三菱化学、富士フイルム、住友大阪セメント、松下電工、カネカ、東レ、大日本印刷、凸版印刷、旭硝子、東芝)

■主な上市・製品化事例(企業名)

■追跡対象企業のPJ終了後6年目のステージ状況

  • 上市:0
  • 製品化:2
  • 研究・開発を継続中:4
  • 中止・中断:5

最終更新日:平成24年12月18日