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三次元複合臓器構造体研究開発

基本情報

技術・事業分野 医療技術 プロジェクトコード P06043

事業・プロジェクト概要

事業期間:平成18年度~平成21年度、予算総額:10.84億円
PL:高戸 毅(東京大学医学部附属病院 ティッシュエンジニアリング部 部長)
 
  1990年代よりティッシュ・エンジニアリング技術の開発がスタートし、関節軟骨欠損、角膜上皮、皮膚表皮などに一定の成果を得ています。一方で、少子高齢化社会を迎え治療を必要とする疾患が種類、数ともに増加する傾向にあるのに対し、適応できる疾患の範囲が限られるのが現状です。循環器系疾患やがん・悪性腫瘍術後の機能再建等への対応は、医療的にも社会的にも重要なテーマであり、従来は、移植外科、人工臓器による置換などが行われてきましたが、更なる機能再建が多くの患者より求められています。
  本研究開発では、最新の材料・生物科学と三次元造型技術、非侵襲評価技術を駆使して、形態的にも機能的にも生体に類似した構造体(以下、「三次元複合臓器構造体」)を実現し、大量培養装置の開発による大型三次元複合臓器構造体の作成、解剖形態に即した臓器構造体の再現、工学技術を導入した機能補完を可能にし、同時に、再生された三次元複合臓器構造体の生着、自己組織化を実現するために必要な母床の血行再建、自立性機能体としての小口径人工血管の誘導について実現します。
  三次元複合臓器構造体の対象となる臓器としては、(1)運動器:大関節を含む荷重骨(大腿骨関節部)、(2)体表臓器:形態、皮下構造が複雑な体表臓器(顔面凹凸部)があります。また、実現するための要素技術開発として、(1)自己組織化機能を有し自律系機能体を構築できる新規材料の開発、(2)複合形成の為の高度化、集積化、情報化が可能な再生エレメント技術の確立、(3)三次元臓器造形、血管化を含む再生組織の複合組織構築技術の確立、(4)作製過程あるいは移植後生体内の非侵襲・低侵襲的評価法の確立があります。
 
■三次元複合機器構造体と共通横断的要素技術

短期的アウトカム概要(6年間の追跡調査により把握した状況)

■追跡対象企業のPJ終了後6年目のステージ状況

企業なし

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