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次世代DDS型悪性腫瘍治療システム研究開発事業

基本情報

技術・事業分野 医療技術 プロジェクトコード P05003
担当部
  • バイオテクノロジー・医療技術開発部
連絡先 044-520-5230
詳細資料

事業・プロジェクト概要

事業期間:平成17年度~平成19年度、予算総額:21.1億円
PL:松村 明(筑波大学大学院 教授)

がんは脳卒中、心臓病と併せて、我が国の3大国民病であり、高齢化社会に移行するにつれ、患者数の急増が予想されます。治療技術の進歩にもかかわらず、がんは日本人の死因の第一位を占め、国民の3人に1人ががんで亡くなっているのが現状です。そのため、これまでの治療法とは異なり、がんに対する高い治療効果を持ち、かつ副作用の少ない新しい治療法、いわば次世代型の治療法の確立とその基盤になる医療産業の早期育成が強く望まれています。最近、機能と形態を温存できる放射線治療が注目され、中でも、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)は、今までの放射線治療とは異なり、悪性腫瘍を細胞レベルで選択的に死滅させるという点から、正常細胞の損傷を与えない新たな可能性をもたらすものと期待されています。そのため、BNCTの臨床例が、従来の脳腫瘍やメラノーマのみならず、頭頚部がん、肺がん、肝がん、悪性胸膜中皮腫などに拡大してきています。しかしながら、臨床応用に必要なBNCT用熱外中性子は、現在、原子炉から供給されるしかなく、臨床応用治療に大きな制約を与えています。
 本プロジェクトでは、原子炉に代わり、病院内設置可能なBNCT用加速器を開発します。また、より治療効果を高めるため、新しいホウ素含有型DDS(ドラッグデリバリーシステム)製剤(薬剤をがん細胞へ選択的に送達するためのDDS製剤)の開発、およびBNCTを利用した抗がん剤のコントロールリリース(徐放)の技術開発を行います。これらの技術を組み合わせて、正常組織への損傷の少ない、腫瘍選択的な、きわめて効率の高い悪性腫瘍治療システムを開発します。

■次世代DDS型悪性腫瘍治療システム研究開発
次世代DDS型悪性腫瘍治療システム研究開発

短期的アウトカム概要(6年間の追跡調査により把握した状況)

■追跡対象企業のPJ終了後6年目のステージ状況

対象企業数:7社

  • 上市:0
  • 製品化:0
  • 研究・開発を継続中:1
  • 中止・中断:6
最終更新日:平成26年6月30日

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