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太陽光発電システム等高度化系統連系安定化技術国際共同実証開発事業

基本情報

技術・事業分野 太陽光・太陽熱 プロジェクトコード P05016

事業・プロジェクト概要

事業期間:平成17年度~平成21年度
PL:田中 和幸(財団法人電力中央研究所 システム技術研究所 上席研究員)

 太陽光発電(PV)をはじめとする新エネルギーの将来的な大量導入に備えるために、需要地内に配置した新エネルギー等の電源をネットワーク化して電力供給を行う小規模の電力網(マイクログリッド)において、系統から自立した場合でも電圧や周波数等の変動が少ない安定的な電力供給を行うことが可能な技術が求められています。このマイクログリッドにおける電力の安定供給に必要な技術的課題への対応に係る実証開発を行います。

■事業ターゲットの推移


(1)マイクログリッドの安定化に係る実証研究
  •  マイクログリッド内の全電源に対する太陽光発電等の自然変動電源容量の割合を高めた(50%以上を目安とする)状態で電力系統と協調して連系させ、かつ電力系統との連系が解列された場合においても、安定的に自立運転を行うことを可能にする技術の実証研究を行います。

(2)太陽光発電等の自然変動電源を可能な限り活用する電力供給システム実証研究
  •  太陽光発電等の自然変動電源を可能な限り活用しつつ、瞬時電圧低下補償、停電補償および高調波等による波形歪みの補正等の技術的課題について、実負荷の下で実証研究を行います。

■太陽光発電を可能な限り活用する電力供給システム実証研究 (PV+CB:インドネシア)の実証研究概念図


 太陽光発電を可能な限り活用する電力供給システム実証研究(PV+CB:インドネシア)においては、自立運転時に高い電力品質を維持するという最終目標は達しております。系統電圧の変動が日本と比較して想定以上に大きいため、システムが運転継続できるよう制御の適正化に取り組んでおります。

(3)系統連系時および自立運転時におけるシミュレーション解析
  •  マイクログリッドの安定化に係る実証研究と太陽光発電等の自然変動電源を可能な限り活用する電力供給システム実証研究の各研究項目について、各電源および負荷のモデルを構築し、電力系統との連系時および系統から独立した自立運転時におけるシミュレーション解析を行います。

■事業実施一覧表
No. 事業名 対象国 カウンターパート 事業実施サイト 委託先企業 事業実施年度
1 マイクログリッド高度化系統連系安定化システム実証研究(PV+SVG) タイ 教育省 ナレスアン大学 四国電力(株) 2006~2008
2 マイクログリッド高度化系統連系安定化システム実証研究(PV+補償装置) 中国 国家発展改革委員会/浙江省発展改革委員会 杭州電子科技大学 清水建設(株) 2007~2009
3 太陽光発電を可能な限り活用する電力供給システム実証研究(PV+CB) インドネシア エネルギー鉱物資源省 R&D庁 レン・インダストリ社 関西電力(株)/ ニュージェック 2006~2009
4 太陽光発電を可能な限り活用する電力供給システム実証研究(PV+BESS) マレーシア エネルギー委員会 パワー・ケーブル・ マレーシア 東京電力(株) 2007~2009

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