NEDOが取り組む技術開発分野
社会のさまざまな課題を解決するため、技術戦略に基づいたチャレンジングな研究開発を推進し、新たな産業システムへの変革や徹底した省エネルギー社会の実現、再生可能エネルギーの導入加速等、世界に先駆けたイノベーション実現を目指します。
エネルギーシステム分野
エネルギーシステム技術
蓄電池/水素エネルギー/スマートコミュニティ/系統制御
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福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)全景
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大型蓄電池による実配電網の系統安定化
(カリフォルニア州での技術実証)
水素エネルギー分野では、水素利活用の大幅な拡大に向け、燃料電池、水素ステーション、水素発電、大規模水素サプライチェーン、Power to Gasなど、水素の製造から輸送・貯蔵、利用に至る技術開発を推進しています。蓄電池分野では、現行のリチウムイオン電池の性能を凌駕する全固体リチウムイオン電池や新原理の革新型蓄電池の研究開発を行います。
また、再生可能エネルギーや蓄電池、電気自動車、ヒートポンプなどの分散型エネルギー資源を効率的かつスマートに活用して、強靭で持続可能なエネルギーシステムを構築することを目指し、特に電力系統の強化、安定化にかかわる技術の研究開発に取り組むとともに、世界的な課題に対し、実際の事業環境下で技術、ビジネス両面の解決策を実証していきます。
再生可能エネルギー技術
太陽光/風力/海洋エネルギー/バイオマス/地熱/再生可能エネルギー熱利用
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バージ型浮体式洋上風力発電システム実証機
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面積最大のフィルム型ぺロブスカイト太陽電池モジュール(24.15cm×29.10cm、面積703cm2)
再生可能エネルギーの大量導入と主力電源化等を図るため、太陽光発電、風力発電、海洋発電、バイオマスエネルギー熱電併給、地熱発電、再生可能エネルギー熱について、コスト低減等に係る技術開発や実証を進めるとともに、導入のためのガイドブック、技術指針、ガイドラインの策定等を進めています。太陽光発電では長期安定利用や用途拡大に係る技術開発、風力発電では発電コスト低減、運用高度化、ウィンドファーム開発支援等を行っています。
最終更新日:2021年4月1日