予告平成31年度「NEDO先導研究プログラム/新技術先導研究プログラム」に係る公募について(予告)
2018年10月1日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、平成31年度NEDO先導研究プログラム/新技術先導研究プログラムの委託先の公募を以下の通り実施します。
本事業では、〔1〕「エネルギー・環境新技術先導研究プログラム」と〔2〕「新産業創出新技術先導研究プログラム」の2つのスキームの元で、予め対象となる研究開発課題を設定の上、委託先の募集を実施するにあたり、公募開始前に本事業で取り組むべき技術シーズ発掘のための研究開発内容に係る情報提供依頼(RFI: Request for Information)を行います。提供頂いた情報は研究開発課題の設定の参考とさせていただきます。
なお、本事業は平成31年度の政府予算に基づき実施するため、予算案等の審議状況や政府方針の変更等により、公募の内容や時期を変更する場合があります。
2019年2月12日 | 公募開始予定日及び公募期間(予定)を更新しました。 |
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2019年1月25日 | 資料「ニーズ抽出型研究開発課題(予告)の詳細情報」を更新しました。 |
平成30年12月7日 | 1.(3)ニーズ抽出型研究開発課題の設定について、を追加しました。また、資料欄に「ニーズ抽出型研究開発課題(予告)の詳細情報」を掲載しました。 |
平成30年11月2日 | 1.(2)RFIの実施について、技術分野の例を追加しました。 |
平成30年10月26日 | 資料欄の「RFI情報提供書(概要、別紙)」を差し替えました。情報提供書(概要)の「提案者以外の項目」については、当機構における先導研究の実施等に当たり、一部又は全部の情報を公開することがあります。 |
平成30年10月15日 | 説明会の会場情報を追加しました。 |
募集事業について
1.事業内容
(1)概要
本事業は、我が国の〔1〕省エネルギー、新エネルギー、CO2削減等のエネルギー・環境分野(エネルギー・環境新技術先導研究プログラム)及び〔2〕新産業創出に結びつく産業技術分野(新産業創出新技術先導研究プログラム)の中長期的な課題を解決していくために必要となる技術シーズ、特に既存技術の延長とは異なる、2030年を目途とした持続可能なエネルギー供給の実現や、新産業創出による産業競争力の向上に有望な技術の原石を発掘し、将来の国家プロジェクト等に繋げていくことを目的としています。
なお、〔1〕は平成26年度から、〔2〕は平成30年度からNEDO委託事業により実施しています。
(2)RFIの実施
公募開始前に、本事業で取り組むべき研究開発内容の情報提供依頼(RFI)を行い、提供頂いた情報を参考の上、対象となる研究開発課題を設定し、委託先の公募を行います。
本情報提供は公募における必須要件ではありませんが、課題の対象外の研究開発内容は応募できませんので、今回の公募に関心のある方はRFI情報提供書(資料の様式参照)をご提出ください。なお、様式上で公開の可能性があることを明記した部分を除き、ご提出いただいた情報は一切公表しません。
また、提出期限は以下の通りとしますが、早めにご提出いただけると、十分な検討期間が確保できますので、ご協力のほどよろしくお願いします。
なお、必要に応じてNEDOから問い合わせさせていただく場合がありますのでご了承ください。
- 提出期限:平成30年11月30日(金)
- 提出先 :rfi-enekan@nedo.go.jp
- 注1:情報提供される方は電子メールで上記アドレスまでご送付ください。
- 注2:RFI情報提供書は年間を通じて提出いただけますが、当機構における平成31度先導プログラム(その後のプロジェクト含め)の実施に向けた検討等のため、一時的な提出期限として設定します。
≪RFIの技術分野の例≫
(以下の技術分野に限るものではありません。)
- 熱制御による熱の有効利用
- 燃料代替のための電化促進技術
- 高効率急速内部冷却
- ドローン等のロボット活用技術
- ナノテクノロジーや革新的材料開発技術
- IoTを活用した技術
- 生物機能の高度活用技術
- コンピューティングの革新に資する応用数理手法
(3)ニーズ抽出型研究開発課題の設定について
エネルギー・環境分野は、2030年を目途とした持続可能なエネルギーの供給等、国として中長期的な課題解決が必要な分野です。
これまで、政策当局が想定しない独創的な技術課題・シーズの拾い上げを目的として、RFIを通じて研究開発課題を設定しておりましたが、この度、RFIからの課題設定に加えて、実用化の強化及びCO2削減のため、社会・産業のニーズを基に必要と思われる研究開発課題や、これまでのプロジェクト等で解決できておらず実用化に至っていない要因となる研究開発課題を設定し(ニーズ抽出型)、委託先の公募を行います。
(公募の対象となるニーズ抽出型研究開発課題)
公募開始時期は、別途設定するRFIによる研究開発課題と合わせて平成31年3月上旬頃を予定しておりますが、提案内容や研究開発体制の検討に十分時間を取っていただくため、ニーズ抽出型研究開発課題は予告として先行提示します。
課題設定をした背景や、求められる技術テーマなど詳細情報を、本ページ最下部の資料欄に掲載しておりますのでご確認ください(資料「ニーズ抽出型研究開発課題(予告)の詳細情報」)。
【ニーズ抽出型公募課題(予告)】
- 従来法での計測不能領域を革新的手法により計測可能にする産業プロセス用センサー
- ベースメタルのリサイクル比率を向上させるための革新的な技術
- 産業用脱水・乾燥プロセスの省エネ化
- 200℃以下の排熱を対象とした低コストで高性能な従来にない排熱活用技術の開発
- 大幅な低コスト・高耐久化を実現する熱交換技術の開発
- 生産活動により排出されるNOx等窒素化合物からのアンモニア製造
- プラスチック資源に関する高度循環技術開発
- 自律分散駆動機器の普及拡大に資する、室温付近での極小温度差を活用した小型発電技術
- 海洋プラスチックごみ問題を解決する海洋分解性プラスチックの技術開発
- 車載用蓄電池の二次利用を促進するための残存性能(State of Health)・充電状態(State of Charge)の短時間診断技術開発
(4)委託先の公募について
〔1〕、〔2〕共通で以下の通り公募を行う予定です。
- I.研究開発の実施体制
原則として、企業及び大学・公的研究機関等で構成する産学連携体制とします。
(注)産学連携体制の例外として、将来的に産学連携となる研究開発体制の具体的な想定があり、かつ、少なくとも現時点で連携先となる企業を模索する具体的な取り組みが行われている場合には、大学、公的研究機関のみによる小規模実施も可能です。
- II.研究開発テーマの実施期間
原則1年(12ヶ月)以内。 ただし研究内容により、2年を限度とすることが可能です。
- III.研究開発委託の規模・NEDO負担率
(注)大学・公的研究機関のみによる実施の場合は、実施期間は1年以内、規模は2,000万円を上限とします。
(※)研究開発の内容により特に必要性が認められる場合に限り、上限1億円までの提案を認めます。また、技術開発の困難性等により、特に必要と認められる場合は、事業の進捗状況を踏まえた上で、増額することがあります。
- IV.公募期間(予定)
平成31年3月上旬~31年5月上旬
2.説明会
当該公募予告の内容、応募手続きについて、公募予告説明会を開催します。公募予告説明会の日時等は下記の通りです。
公募予告説明会への出席は義務ではありませんが、応募を予定される方は可能な限り出席して下さい。
公募予告説明会に出席を希望される方は、下記(公募予告説明会一覧表の下)の「公募予告説明会参加登録」より事前登録をお願いします。事前登録締切日については、「公募予告説明会参加登録」のリンク先にてご確認下さい。
また、説明会終了後に、応募の具体的な手続きや提出していただく書類の記載方法等についての個別相談に応じます(1件あたり15分程度)。個別に相談したい事項がある場合は、下記(公募予告説明会一覧表の下)の「個別相談参加登録」より事前登録をお願いします。なお、定員に達した場合は、申し込み期限前にお断りすることもございますので、あらかじめご了承下さい。
会場 | 開催日 | 定員 | 時間 | 場所 |
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品川 | 平成30年 11月5日(月) |
100名 | 受付:13時10分~ 公募説明会:13時30分~14時30分 個別相談:14時40分~16時30分 |
株式会社ティーケーピー TKP品川カンファレンスセンター バンケットホール5F |
仙台 | 平成30年 11月7日(水) |
30名 | 受付:13時10分~ 公募説明会:13時30分~14時30分 個別相談:14時40分~16時30分 |
株式会社いぶきエステート 駅前のぞみビル貸会議室 6階会議室 |
大阪 | 平成30年 11月8日(木) |
80名 | 受付:13時10分~ 公募説明会:13時30分~14時30分 個別相談:14時40分~16時30分 |
株式会社ハッチ・ワーク アットビジネスセンター大阪梅田 701号室 |
名古屋 | 平成30年 11月9日(金) |
50名 | 受付:13時10分~ 公募説明会:13時30分~14時30分 個別相談:14時40分~16時30分 |
株式会社桑山 桑山ビル貸会議室 3A会議室 |
3.応募方法等
公募要領等の詳細は公募開始日にNEDOのホームページに掲載します。
RFI情報提供書の提出に関しては、1.(2)をご覧ください。
e-Rad
府省共通研究開発管理システム(e-Rad)に提案内容等をご登録いただく必要がございます。提案内容のご登録方法等、詳細は公募要領等をご覧ください。e-Radをご利用になるためには、御所属の研究機関(企業、国立研究開発法人、大学等の法人)又は研究者本人がe-Radに登録され、ログインID、パスワードを取得しておく必要がございます。登録方法については以下のページをご覧ください。
なお、e-Radへの登録に日数を要する場合がありますので、2週間以上の余裕をもって登録手続きをしてください。
- e-Radへの登録に関するヘルプデスク
- 電話番号: 0570-057-060(ナビダイヤル)、03-6631-0622(直通)
- 受付時間: 午前9時00分~午後6時00分(平日)
(土曜日、日曜日、国民の祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く)
4.その他
公募情報に関するお知らせはNEDO公式Twitterにて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。
募集要項
技術・事業分野 | 分野横断的公募事業 | プロジェクトコード | P14004 |
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事業名 | NEDO先導研究プログラム/新技術先導研究プログラム | ||
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) | ||
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 | ||
公募開始予定日 | 2019年3月上旬 | ||
問い合わせ先 |
イノベーション推進部 フロンティアグループ 担当者:石川、須賀、古谷、本田 TEL:044-520-5174 FAX:044-520-5177 E-MAIL:enekan@nedo.go.jp |
資料
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RFI情報提供書(概要、別紙)(57KB)
-
RFI情報項目ファイル(15KB)
-
NEDO先導研究プログラム基本計画(203KB)
-
ニーズ抽出型研究開発課題(予告)の詳細情報(1.6MB)
(注)平成31年度実施方針は、後日、掲載します。