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本公募平成30年度「ベンチャー企業等による新エネルギー技術革新支援事業」に係る公募について

2018年4月12日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業の実施者を一般に広く募集いたしますので、本件について受託又は助成を希望する方は、下記に基づき御応募ください。

募集事業について

1.事業内容

(1)事業の概要

本事業は、再生可能エネルギー分野の重要性に着目し、中小企業等(ベンチャー企業を含む。)が保有している潜在的技術シーズを基にした技術開発を、公募により実施するものです。本事業では、申請テーマに関して、技術や事業化の面での優位性や独自性等の観点から選抜・育成し、事業化を見据えた技術開発支援を行います。本事業は、技術開発のステップによって、4つのフェーズ(フェーズA、フェーズB、フェーズC、フェーズD)を設けます。

平成30年度公募では、各フェーズへの申請を募集します。また、イノベーション・コースト構想の推進につながる新エネルギー分野の技術開発や実用化・実証研究については、支援を強化して取り組みます。

<フェーズA>:フィージビリティ・スタディ
事業期間:
1年間以内
契約形態:
1テーマあたり1千万円以内(委託:NEDO負担率100%)
事業内容:
技術シーズを保有している中小企業等(ベンチャー企業を含む。)が、事業化に向けて必要となる基盤研究のためのフィージビリティ・スタディ(※1)を、産学官連携の体制で実施します。

 

  • (※1) 新製品や新事業に関する実行可能性や実現可能性を、検証する作業のことです。具体的には、科学的・技術的メリットの具体化と、技術開発の実施、技術動向調査、市場調査、ビジネスプランの作成等を行って、事業の実現可能性の見通しをつけることです。
<フェーズB>:基盤研究
事業期間:
1年間程度
契約形態:
1テーマあたり5千万円以内(委託:NEDO負担率100%)
事業内容:
要素技術の信頼性、品質向上、システムの最適設計・最適運用などに資する技術開発やプロトタイプの試作及びデータ計測等、事業化に向けて必要となる基盤技術の研究を、産学官連携の体制で実施します。
<フェーズC>:実用化研究開発
事業期間:
1年間程度
助成金額:
1テーマあたり5千万円以内(助成:助成率 2/3以内)
事業内容:
事業化の可能性が高い基盤技術を保有している中小企業等(ベンチャー企業を含む。)が、事業化に向けて必要となる実用化技術の研究、実証研究等を実施します。
<フェーズD>:大規模実証研究開発
事業期間:
1~2年間程度
助成金額:
1テーマあたり7千5百万円以上3億円以内(助成:定額)
事業内容:
事業化のリスクが高いものの、基礎となる技術が確立された極めた有望な技術を保有し、それを実証する能力を有する中小企業等(ベンチャー企業を含む。)が、必要に応じて自治体や大企業等と連携して、事業化に向けた大規模な実証研究を実施します。

(2)募集する技術分野

公募する技術分野は、エネルギー基本計画、新成長戦略等に示される下記の分野とします。

  • 1) 太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマス利用、太陽熱利用、その他未利用エネルギー分野。
  • 2) 再生可能エネルギーの普及、エネルギー源の多様化に資する新規技術(燃料電池、蓄電池、エネルギーマネジメントシステム等)。

また、技術課題として以下が例に挙げられます。

  • 変換効率、信頼性、耐久性、利便性向上等、性能改良に資する技術開発
  • 低コスト化、歩留まり向上、生産性向上等、製造法の改良に資する技術開発
  • 効率向上、安全化・安定化、長寿命化等、コスト削減に資する技術開発
  • 再生可能エネルギーを利用する場合の信頼性、品質向上、メンテナンス性向上、リサイクル性向上等に資する技術開発
  • システムの最適設計、最適運用等に資する技術開発
  • 短時間の停電時においても、地域・ビル・家屋等に非常用電源を供給可能な再生可能エネルギー利用システムに関連する技術開発
  • エネルギー需給ギャップの解消に資する再生可能エネルギー利用システムに関連する技術開発
  • 独立運転可能な再生可能エネルギー利用システムに関連する技術開発
  • テストプラント等での大規模な実証研究開発
  • その他、再生可能エネルギーの普及に資する技術開発

(3)申請者の要件

中小企業等であること。複数機関で申請する場合は、代表となる機関を申請者とし、申請者以外の機関を連名申請者とします。
 なお、フェーズAについては、複数機関での申請を前提としていると共に、連名申請者の一つは大学等であることが必要です。また、フェーズBについては、単独での申請は可能ですが、実施体制に大学等を含むことが必要です。フェーズCについては、連名申請の場合、連名申請者も中小企業等であることが必要です。

詳細は、本ページ最下の「資料」欄の「平成30年度公募要領」をご参照ください。

2.説明会

本事業の内容、応募にあたっての具体的な手続き、提出していただく書類の記載方法等について以下のとおり説明会を開催します。参加をご希望される方は、事前参加申込みをお願いします。

なお、説明会ご参加の際には、公募開始時に公開される公募要領を印刷し、ご持参ください。

説明会会場一覧
会場 開催日 定員 時間 場所
仙台会場 平成30年
4月13日(金)
50名 受付:13時00分~
説明会:13時30分~15時00分
東北経済産業局

宮城県仙台市青葉区本町3-3-1
仙台合同庁舎B棟 5F
東北経済産業局 5A・B会議室
川崎会場 平成30年
4月18日(水)
50名 受付:13時00分~
説明会:13時30分~15時00分
NEDO本部

神奈川県川崎市幸区大宮町1310
ミューザ川崎セントラルタワー5階
NEDOインキュベーションセンター(NIC)
 ※直接会場までお越しください。
大阪会場 平成30年
4月20日(金)
40名 受付:13時00分~
説明会:13時30分~15時00分
近畿経済産業局

大阪市中央区大手前1-5-44
大阪合同庁舎第一号館
第1別館 3階302会議室
福岡会場 平成30年
4月24日(火)
30名 受付:13時00分~
説明会:13時30分~15時00分
九州経済産業局

福岡県福岡市博多区博多駅東2丁目11-1
福岡合同庁舎本館1階
九州経済産業局1階 九経交流プラザ
川崎会場 平成30年
4月26日(木)
50名 受付:13時00分~
説明会:13時30分~15時00分
NEDO本部

神奈川県川崎市幸区大宮町1310
ミューザ川崎セントラルタワー5階
NEDOインキュベーションセンター(NIC)
 ※直接会場までお越しください。
  • なお、席の空き状況によって、お申込みのない方にはご参加いただけない場合があります。

3.応募方法等

本ページ最下の資料欄から必要な書類をダウンロードしてください。

契約約款及び交付規程につきましては以下リンクをご参照ください。

「課題設定型産業技術開発費助成金交付規程および様式」をご参照ください。

e-Rad

府省共通研究開発管理システム(e-Rad)に提案内容等をご登録いただく必要がございます。提案内容のご登録方法等、詳細は公募要領等をご覧ください。e-Radをご利用になるためには、御所属の研究機関(企業、国立研究開発法人、大学等の法人)又は研究者本人がe-Radに登録され、ログインID、パスワードを取得しておく必要がございます。登録方法については以下のページをご覧ください。

別ウィンドウが開きますe-Rad ポータルサイト

なお、e-Radへの登録に日数を要する場合がありますので、2週間以上の余裕をもって登録手続きをしてください。

e-Radへの登録に関するヘルプデスク
電話番号: 0570-057-060(ナビダイヤル)、03-6631-0622(直通)
受付時間: 午前9時00分~午後6時00分(平日)
(土曜日、日曜日、国民の祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く)

資料

募集要項

技術・事業分野 分野横断的公募事業
プロジェクトコード P10020
事業名 ベンチャー企業等による新エネルギー技術革新支援事業
事業分類 研究(委託、共同研究、助成)
対象者 企業(団体等を含む)
公募期間 2018年04月12日~2018年05月24日
問い合わせ先 イノベーション推進部 プラットフォームグループ
担当者:松本、織田、小神、塚本
TEL:044-520-5171   FAX:044-520-5178
E-MAIL:venture30@nedo.go.jp

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