決定「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム/大規模実証実験」のうち「次世代都市交通システムの正着制御に係るインフラ要件に関する研究開発」に係る実施体制の決定について
2018年7月24日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」という。)は、「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム/大規模実証実験」のうち「次世代都市交通システムの正着制御に係るインフラ要件に関する研究開発」に係る公募を実施し、ご提案いただいた1件の提案について外部有識者による採択審査及びNEDO内の審査を経て、以下のとおり委託予定先を決定いたしました。
なお、採択審査委員一覧は、別紙のとおりです。
件名
「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム/大規模実証実験」のうち「次世代都市交通システムの正着制御に係るインフラ要件に関する研究開発」に係る実施体制の決定について
事業概要
(1)背景
今回の大規模実証実験は、5つの技術領域(ダイナミックマップ、HMI、情報セキュリティ、歩行者事故低減、次世代都市交通)を中心に、自動車メーカー等の参加のもと、公道の実交通環境下において技術検証を行っていくものです。
また、今後の実用化に向けた技術面、運用面、制度面等での具体的課題の抽出とともに、海外メーカー等にも参加を呼び掛け、国際連携・協調の推進等も図っていきます。更に、別途、自動走行システムに対する一般の方々の正確な理解促進と社会受容性の醸成等に向けたイベントの開催を予定しています。
(2) 目的
SIP自動走行システムでは、自動走行技術の積極的活用により、高齢者やその他の交通制約者にも利用しやすい次世代都市交通システム「ART(Advanced Rapid Transit)」の実現に向けた検討を進めている。
公道への誘導線及びプラットフォーム設置に際しては、誘導線の意味や役割についての正しい理解醸成や、実環境における様々な外的要因に対する安全性、ロバスト性の担保が必要である。
本プロジェクトでは、実環境下における誘導線及びプラットフォームの設置とそれを用いての技術検証、関係者への訴求を行い、設置・維持管理体制の明確化と早期社会実装に向けた最終課題洗い出しに推進することを目的とする。
委託予定先
一般財団法人 計量計画研究所
事業期間
平成30年度
詳細資料
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(別紙)採択審査委員一覧(113KB)
募集要項
技術・事業分野 | ロボット・AI | プロジェクトコード | P17007 |
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事業名 | 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム/大規模実証実験 | ||
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) | ||
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 | ||
問い合わせ先 |
ロボット・AI部 モビリティグループ 担当者:古田、水ノ江、福田、林 TEL:044-520-5241 FAX:044-520-5243 |