決定「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム/大規模実証実験」のうち「自動走行システムに関する将来ニーズとそれによる課題分析・調査」に係る実施体制の決定について
2018年7月26日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「自動走行システムに関する将来ニーズとそれによる課題分析・調査」に係る公募を実施し、ご提案いただいた2件の提案についてNEDO内の審査を経て、以下のとおり委託予定先を決定いたしました。
件名
「自動走行システムに関する将来ニーズとそれによる課題分析・調査」
事業概要
(1)背景
今回の大規模実証実験は、5つの技術領域(ダイナミックマップ、HMI、情報セキュリティ、歩行者事故低減、次世代都市交通)を中心に、自動車メーカー等の参加のもと、公道の実交通環境下において技術検証を行っていくものです。
また、今後の実用化に向けた技術面、運用面、制度面等での具体的課題の抽出とともに、海外メーカー等にも参加を呼び掛け、国際連携・協調の推進等も図っていきます。更に、別途、自動走行システムに対する一般の方々の正確な理解促進と社会受容性の醸成等に向けたイベントの開催を予定しています。
(2)目的
自動運転に対する過信、不信を払拭し正確な理解を得ることが自動走行システムの普及には必要である。そこで、平成30年度は移動手段として、公共交通システムとしての自動運転車の導入に関心がある地域に着目し、中山間地域における道の駅等又は、自動走行システムの導入に積極的で公共交通網の整備がされていない地域等における自動運転利活用について議論を行う。さらに、不安を取り除き、正しい理解を深めるために、自動運転車の安全・安心に関するシンポジウムを実施する。自動運転の未来像を想定し将来ニーズを抽出・分析することで、現行の自動走行システムの研究開発の適切な評価や今後の方向性の模索に資することを目的とする。
委託予定先
株式会社住商アビーム自動車総合研究所
事業期間
平成30年度
募集要項
技術・事業分野 | ロボット・AI | プロジェクトコード | P17007 |
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事業名 | 「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム/大規模実証実験」のうち、「自動走行システムに関する将来ニーズとそれによる課題分析・調査」 | ||
事業分類 | 調査等 | ||
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 | ||
問い合わせ先 |
ロボット・AI部 モビリティグループ 担当者:水ノ江、福田、林 TEL:044-520-5241 FAX:044-520-5243 |