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決定「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)/自動運転移動サービスの実用化並びに横展開に向けた環境整備」に係る実施体制の決定について

2019年9月17日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)/自動運転移動サービスの実用化並びに横展開に向けた環境整備」に係る公募を実施し、ご提案いただいた2件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

件名

「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)/自動運転移動サービスの実用化並びに横展開に向けた環境整備」

事業内容

(1)背景

自動運転移動サービスについては、政府戦略として「地域の交通事情に知見がある運行事業者と連携した実証実験、実証実験期間の長期化や(中略)事業化に向けた取組を加速する」(未来投資戦略2018:平成30年6月15日閣議決定)、「ビジネスモデル構築のため、関係事業者との連携等、事業化を視野に入れた、より長期間の実証実験を行い、2020年以降の民間ベースでの自動運転ビジネスの展開を目指す」(官民ITS構想・ロードマップ2018:平成30年6月15日IT本部決定)等が定められており、社会実装を見据え、事業性の検証等に重きを置きながら実証実験を進めていくこととされている。また、「自動運転に係る官民協議会」(事務局:内閣官房再生事務局)において、平成30年度までの実証実験結果等も踏まえつつ今年度は「実用化に近いレベルの長期実証を進める」とされる等、政府レベルの会合においても実用化に軸足を置いて実証を進めることとされている。

これらを踏まえ、SIP第2期では、自動運転移動サービスの実用化に向けた長期間の実証実験等を実施していくものである。

(2) 目的

自動運転移動サービスの実用化に向けて、長期間の実証実験を通じて、社会実装初期において必要な事項のデータ収集・検証を行うとともに、これまでの各種実証実験において共通課題とされてきた走行空間の確保方策等について解決方策を確立することを目的とする。また、得られた成果をもとに自動運転移動サービスの社会実装のためのマニュアルを取りまとめ、自動運転移動サービスの2020年の実現や、その後の全国への横展開に貢献する。

実施予定先

一般財団法人道路新産業開発機構
エヌシーイ―株式会社
株式会社オリエンタルコンサルタンツ
日本工営株式会社
復建調査設計株式会社

事業期間

2019年度~2020年度(2020年8月31日まで)

詳細資料

募集要項

技術・事業分野 ロボット・AI
プロジェクトコード P18012
事業名 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)
事業分類 研究(委託、共同研究、助成)
対象者 企業(団体等を含む)、大学等
問い合わせ先 ロボット・AI部 モビリティグループ
担当者:古賀、川上、林
TEL:044-520-5247 E-MAIL:sipadus_publicoffering@nedo.go.jp

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