NEDO40年史 イノベーションで未来をつくる
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NEDO 40年史 239Chapter 3  年表 NEDOの出来事2005年3月「愛知万博」(愛・地球博)に政府系機関として初めてパビリオンを出展、燃料電池や太陽光発電、電力貯蔵システムを組み合わせたマイクログリッドで会場内に電力を供給4月国家的に重要な産業技術のロードマップを俯瞰する「技術戦略マップ」を策定・公表開始6月産学官連携功労者表彰において、「『極低温電子顕微鏡装置』の開発・実用化および膜タンパク質の構造解析」が科学技術政策担当大臣賞、「超高密度磁気記録技術の研究開発と実用化」が経済産業大臣賞を受賞9月「都市型総合廃棄物利用エコセメント生産技術」によって開発された「エコセメント」が愛・地球賞を受賞11月群馬県太田市の新興住宅地「Pal Town 城西の杜」にて、集中連系型太陽光発電システム実証研究を本格的に開始2006年2月モンゴル国産業通商省と石炭共同探査合意書の調印3月研究基盤整備事業を廃止4月「緊急アスベスト削減実用化基盤技術開発」を開始4月日本アルコール産業株式会社を設立(NEDOアルコール事業の分離)4月人材育成、人的交流、周辺研究の実施等の展開を図る「NEDO特別講座」を開始5月米国ロスアラモス国立研究所と燃料電池・水素技術開発分野における情報交換に関する覚書を締結5月水素先端科学基礎研究事業で世界トップレベルの研究設備と最先端の研究者を結集し研究拠点を九州大学に設置6月産学官連携功労者表彰において、「革新的金属材料『金属ガラス』を用いた産業用小型・高性能デバイスの開発」が内閣総理大臣賞、「『タンパク質の結晶化技術』の開発」が科学技術政策担当大臣賞、「サルファフリー軽油製造のための高機能新規脱硫触媒の開発」が経済産業大臣賞を受賞7月「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト」開始7月京都メカニズムクレジット取得業務を追加、開始 <NEDO法等の改正>9月霧島国際ホテルで220kWバイナリー実証試験開始2007年3月石炭鉱害復旧経過業務終了4月プロジェクトマネジメントノウハウの情報発信や研修の一環として「NEDOカレッジ」を開始6月次世代型無人宇宙実験システム(USERS)におけるサービス・モジュール(SEM)の大気圏再突入6月産学官連携功労者表彰において、「フォトニックネットワーク技術の研究開発及び大学発・カーブアウト型ベンチャーの設立」が内閣総理大臣賞、「身体機能を拡張するロボットスーツHALの開発」が経済産業大臣賞を受賞6月鉱工業承継業務のうち出資業務を廃止(独法化時に承継したすべての株式の処分を完了)7月「新エネルギーベンチャー技術革新事業」開始7月技術経営力の強化に関する助言業務を追加 <「産業技術力強化法」の改正やNEDO法の改正>8月CO2排出量を70%削減する次世代型廃水処理技術の実証試験設備が完成8月世界初、光触媒冷却システムによる打ち水効果を実物件で実証10月村田成二理事長就任12月ロボット用ソフトウエアのモジュール化に関する標準仕様が国際標準化団体OMGで採択2008年4月「第2期中期計画」開始(~2013年3月まで)4月欧州事務所を設置4月希少金属の供給リスク回避を目指す「希少金属代替材料開発プロジェクト」開始4月「第1回世界石炭液化会議」(World CTL Conference 2008)において、和坂貞雄理事がWorld CTL賞を受賞6月温室効果ガス排出量の大幅な削減を実現するという政策的目標の下、「グリーンITプロジェクト」開始6月産学官連携功労者表彰において、「超高密度HDDのための高性能トンネル磁気抵抗素子の開発」が内閣総理大臣賞、「高精度がん放射線治療装置の開発」が経済産業大臣賞を受賞7月「G8北海道洞爺湖サミット」でゼロエミッションハウスを展示、福田首相が視察8月ヒトES細胞を自由に遺伝子操作する技術の開発を開始8月ニューデリー事務所を設置9月地域新エネルギー・省エネルギービジョン策定ガイドライン作成9月「イノベーション・ジャパン2008」開催、5周年特別シンポジウムで安倍元首相が基調講演10月インドで初のクリーン・コール・テクノロジー事業を実証へ、インド政府と基本協定書締結10月中国・浙江省で、太陽光発電を大量導入した小規模電力網の実現に向け、実証運転開始10月CO2削減に貢献する自動車車体用の炭素繊維複合材料の量産化技術を確立

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