NEDO40年史 イノベーションで未来をつくる
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40thエネルギー・環境・産業技術の40年と未来へ向けて ③グローバル・ソリューション実現への歩み日本の技術をいち早く世界へ NEDOは世界各国が抱えるエネルギー・環境課題の解決に日本の技術で貢献することを目指し、1990年代初めから国際事業に着手し、省エネルギーや再グローバル化が進む現在。国や地域が互いに競争するだけではなく、成長に向けたオープンイノベーションで、持続可能な社会の実現に向け地球規模で取り組むことが急務となっています。そこでNEDOは、長年築いてきた国際的な協力関係を深めながら、世界各地で実証などを進めています。生可能エネルギーのほか環境技術などの実証事業を、世界各地で実施してきました。 世界的にCO2による地球温暖化や、酸性雨などの大気汚染が深刻な課題となっていた1990年代、NEDOはアジアを中心に鉄鋼やセメント工場の排▶ NEDOのグローバル・ネットワーク事例米国、欧州、アジア、中東などの各国機関や各国際機関と協力協定を結ぶなど関係を構築北京事務所欧州事務所ニューデリー事務所バンコク事務所台湾工業技術研究院(ITRI)インド・アンドラプラデシュ州(AP州)タイ国科学技術開発庁(NSTDA)タイ国家イノベーション庁(NIA)「第11回 ADEME-NEDO セミナー」の様子 2015年10月「第9回日独エネルギー・環境フォーラム」の様子 2018年4月NIAとスタートアップ支援の基本協定を締結 2017年7月スペイン政府・産業技術開発センター(CDTI)ロシア連邦技術発展庁(ATD)チェコ技術庁(TACR)ウズベキスタン共和国イスラエルイノベーション庁(IIA)ドイツ水素・燃料電池研究開発推進機構(NOW)ドイツ連邦経済・エネルギー省(BMWi)欧州連合(EU)フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME)フランス公的投資銀行(Bpifrance)中国科学院(CAS)中国国家発展改革委員会(NDRC)40 NEDO 40年史

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