NEDOアニュアルレポート
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H2H2ブルネイ水素製造及び水素化CH3CH3+3H2ΔH=-205KJ/molTolueneMCHCH3貯蔵輸送CH3トルエン輸送貯蔵脱水素日本CH3CH3+3H2ΔH=+205KJ/molMCHToluene12水素化プラント(ブルネイ)トルエンに水素を結合させMCHを生成メチルシクロヘキサン(MCH)脱水素プラント(川崎)MCHから水素を取り出す事業概要事業名:燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業事業期間:2020年度~2024年度 2020年度の事業予算:52.5億円ブルネイで生成したメチルシクロヘキサン(MCH)を海上輸送し、川崎市内に設置した脱水素プラントで水素を分離し、東亜石油(株)の水江発電所のガスタービン向けに供給しました。また、脱水素で分離したトルエンをブルネイへ逆輸送、再度水素化を実施。この一連のプロセスで構成される水素サプライチェーンの検証を行い、今後の大型化に必要なデータを取得しました。本実証試験により得られた水素化・脱水素化プラント設備の運用技術や国際取引のノウハウを活用し、海外から水素を輸送し、国内の水素発電などで利用する大規模な水素利用システム技術を確立し、本格的な水素社会の実現を目指します。燃料電池の高性能化、高耐久化、低コスト化に向けた材料・部材などの要素技術開発を推進するだけではなく、研究開発の効率化・加速化を図るとともに、電気化学以外の分野を専門とする研究者の新規参入を促すため、燃料電池の材料サンプルを共通的な指標で構造評価し、その結果を研究者へフィードバックする「PEFC評価解析プラットフォーム」を構築しました。本事業の推進により、世界に先駆けて市場導入を開始した日本の燃料電池技術の競争力をさらに強化し、世界市場において確固たる地位を確立するとともに、水素社会の実現に貢献していきます。事業概要事業名:水素社会構築技術開発事業事業期間:2014年度~2025年度 2020年度の事業予算:141.2億円有機ケミカルハイドライド法による未利用エネルギー由来水素サプライチェーン実証「評価解析プラットフォーム」のイメージ蓄電池分野や燃料電池・水素分野、また電力系統の強化・安定化に関わる技術開発に横断的に取り組むとともに、実際の事業環境下で技術・ビジネス両面の課題に対する解決策の実証を通して、強靱で持続可能なエネルギーシステムの実現を目指しています。メチルシクロヘキサンを水素キャリアとして用いる「有機ケミカルハイドライト法」を用い、水素を供給地から需要地へ輸送する国際間サプライチェーン構築に向け、世界初となる国際間で水素を輸送する実証試験を行いました。燃料電池自動車(FCV)や定置型業務・産業用などを想定した燃料電池の飛躍的な普及拡大に向けて、ユーザーニーズに基づく協調領域の基盤技術開発や燃料電池を従来以外の用途に展開するための技術開発など、全46件の研究テーマからなる新たな研究開発事業を開始しました。成 果今 後成 果今 後エネルギーシステム分野水素世界初、水素を輸送する国際実証試験を本格実施水素燃料電池の飛躍的な普及拡大に向けた研究開発事業を開始エネルギーシステム技術

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