NEDOアニュアルレポート
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14エリア需要実績需要予測システムエリア需要実予測事業者別計画値エリアPV予測事業者別実績値中給システム停止計画系統切替(計画分)託送システム停止調整システム系統情報システム需給制約演算混雑情報制御値出力制御系統制約演算(混雑処理)重用容量送電線実績値高圧事業者系統情報(配変別)実績系統配電系システム出力制御システムノンファーム事業者当社HP制御値PCSPVなど大規模な洋上風力発電の実現が期待されていますが、風力発電の適地と大消費地の距離が離れている日本では、効率的に送電することが困難です。そこで、2019年度までの次世代洋上直流送電システム開発事業の成果を発展させ、2020年度から多地点を長距離で効率的に送電可能な直流送電システムの開発を開始しました。再生可能エネルギーの導入を効率的に推進するため、政府の議論に基づいて既存系統を最大限活用できるノンファーム型接続(系統の混雑時には出力を制御することを前提として、新規の電源の接続を可能とする手法)の早期実現に向けたシステムの基盤技術の開発を行います。事業概要事業名:多用途多端子直流送電システムの基盤技術開発事業期間:2020年度~2023年度 2020年度の事業予算:10.0億円事業概要事業名:再生可能エネルギーの大量導入に向けた次世代電力ネットワーク安定化技術開発事業期間:2019年度~2023年度 2020年度の事業予算:21.9億円多端子直流送電システム(一方向(従来)と双方向(新規))ノンファーム型接続システムのイメージ背景/意義洋上風力は、政府が「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けて策定した「グリーン成長戦略」の重要分野の1つに特定されました。風況が良く立地制約が比較的少ない洋上や離島周辺に洋上風力を導入し、電力需要の大きい大都市に効率的に送電するため、多地点を長距離で送電可能な直流送電システムは極めて重要です。風力の直流送電線を多端子化して適切に保護制御・潮流制御を行うことで、信頼性が高く効率的な風力送電を可能とする高圧直流送電(HVDC)技術を開発します。また、風力の導入普及のみならず、地域の需給バランス維持、再エネ抑制の回避、レジリエンスの強化などに貢献するための技術要件を2023年度までにまとめます。背景/意義太陽光発電や風力発電など、発電量が天候に左右されるなどの特徴を持つ再生可能エネルギーをさらに導入するためには、従来の技術や制度の下では電力系統の大幅な強化が必要ですが、多くの費用や用地の確保などに長い時間がかかるため、簡単ではありません。そこで、再生可能エネルギーの導入を効率的に推進するためには、既存系統を最大限活用できるノンファーム型接続システムの実現が重要です。2019年度のフィージビリティスタディを踏まえて、複雑で高い信頼性が要求されるノンファーム型接続システムの設計を行い、2023年度までに実フィールド実証の効果を検証して合理的かつ効率的なシステムを構築します。さらに、ノンファーム型接続システム活用による運用方法を確立し、早期の社会実装を図ります。今 後今 後電力 系統次世代型の高圧直流送電システムの開発を開始電力 系統既存の電力系統を最大限利用し、 効率的に再エネを大量に導入するためのシステム開発を推進

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