NEDOアニュアルレポート
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15出典:株式会社栄信HP大成建設株式会社これまで太陽光発電システムは地上設置や住宅屋根設置などを中心とした設置が進められてきました。しかし、今後そうした設置に適した場所が減少していくと考えられています。また、長期安定的に発電するためには、安全性・信頼性の確保や、今後増加するとみられる太陽光発電設備のリサイクル技術、系統への影響緩和などが必要となります。背景/意義本事業では、太陽電池設置環境の可能性を広げるために、新たな素材や製造方法に関して技術開発を行うことで、建物壁面、重量制約のある屋根への設置や自動車への搭載など、新市場の創造を目指します。併せて既存の太陽光発電設備の長期安定電源化にも貢献することを目指します。国内の先進事例の成功・失敗要因に加え、NEDOにおける事業性評価・実証事業の成果を反映させた実用性の高いガイドラインを作成しました。最新版では、構想からFS段階の実施事項と意思決定の流れをまとめた「基礎編」や、地域経済への波及効果を可視化するための地域経済性分析ツールを追加し、よりユーザーに見やすく使いやすいものとしました。引き続き、実証事業運転稼働後に直面した課題や工夫の取りまとめ、実際の運転データに基づく事業性評価や地域経済性評価の結果、国内外の最新動向の調査結果、ユーザーや有識者などの意見などを反映させ、より実用的かつユーザビリティの高いガイドラインに改訂します。またワークショップの開催などにより、本ガイドラインの普及に努めます。事業概要事業名:太陽光発電主力電源化推進技術開発事業期間:2020年度~2024年度2020年度の事業予算:約30.0億円事業概要事業名:バイオマスエネルギーの地域自立システム化実証事業/バイオマスエネルギー導入に係る技術指針・導入要件の策定に関する検討事業期間:2018年度~2021年度2020年度の事業予算:0.7億円太陽光発電の新市場の例https://www.nedo.go.jp/library/biomass_shishin.html「バイオマスエネルギー地域自立システムの導入要件・技術指針」(表紙イメージ)再生可能エネルギーの大量導入と主力電源化などを図るため、太陽光発電、風力発電、海洋発電、バイオマスエネルギー熱電併給、地熱発電、再生可能エネルギー熱について、コスト低減などに関する技術開発や実証を進めるとともに、導入のためのガイドブック、技術指針、ガイドラインの策定などを進めています。再生可能エネルギーの主力電源化に向けて、太陽光発電に関わる新市場創造や長期安定電源化、共通基盤技術の開発を目的とした新規事業「太陽光発電主力電源化推進技術開発」で44件の技術開発テーマを採択しました。本事業では、太陽光発電の導入量拡大に加えて、産業競争力強化を目指します。脱炭素化社会に向けて、今後バイオマス事業に取り組む事業者が増える見込みですが、国内において事業を支える基盤は脆弱であり、事業の長期的継続には相応の知恵と工夫が必要です。そこでガイドラインを作成・公開することで、経済的かつ持続的に成立するバイオマスエネルギー事業の実現に貢献します。今 後成 果今 後重量制約のある屋根移動体(車載)建物の壁面エネルギーシステム分野太陽光 発電太陽光発電技術開発の新規技術開発で44テーマを採択バイオマス地域で自立したバイオマスエネルギー事業を実現するための ガイドラインを改訂・公開再生可能エネルギー技術

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