NEDOアニュアルレポート
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18大崎クールジェン(IGCC)CO2分離・回収型IGCC石炭ガス化燃料電池複合発電カーボンリサイクル実証研究拠点予定地実証設備外観蒸気タービンCO2分離回収ガス化炉ガスタービン※「革新的環境イノベーション戦略」(2020年1月:統合イノベーション戦略推進会議決定)を基にNEDO作成CO2カーボンリサイクル実証研究拠点大崎上島・グリーン冷媒をはじめとする低温室効果冷媒(次世代冷媒)の普及に至っていない一部の領域に対して、次世代冷媒適用機器を試作し、その試作機による実店舗を使用した評価を開始しました。NEDOはCO2を資源として有効利用するカーボンリサイクル技術の早期実用化に向け、さまざまな研究や技術開発に集中・横断的に取り組む実証研究拠点を大崎上島に整備します。中国電力(株)大崎発電所内に研究開発に対応した設備などの整備や、さまざまなカーボンリサイクル技術の研究に着手しました。事業概要事業名:カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2有効利用拠点における技術開発事業期間:2020年度~2024年度 2020年度の事業予算:4.8億円広島県の大崎上島に設けるカーボンリサイクル実証研究拠点のイメージ事業概要事業名:省エネ化・低温室効果を達成できる次世代冷媒・冷凍空調技術及び評価手法の開発事業期間:2018年度~2022年度 2020年度の事業予算:7.0億円水冷20HP排熱利用冷凍機および空冷型水冷却熱交換器ユニット実証実験装置CO2の回収・有効利用・貯留の実用化を目指した技術開発や、低温室効果冷媒とその適用機器、評価手法の開発、プラスチックやアルミニウムの資源循環に向けた開発を推進しました。また、低環境負荷に優れた海水淡水化実証について、中東やアフリカでの大規模実証に向けた準備を進めました。背景/意義冷凍空調機器に使用されている代替フロン(HFC)は、その温室効果の高さから環境への影響が問題となり、次世代冷媒への転換が急務となっています。このため、次世代冷媒の安全性・リスク評価手法の確立に加えて、新たな次世代冷媒の開発、機器性能の向上や適用範囲の拡大など、実用化・普及に向けた次世代冷媒適用技術の開発が求められています。本事業では、成果の国際規格化・国際標準化などを目指すとともに、実用化に向けた幅広い技術開発を通して、次世代冷媒や次世代冷媒適用機器の実用化、普及に貢献します。これにより、冷凍空調分野における次世代冷媒への転換を促進し、パリ協定やモントリオール議定書キガリ改正における日本のHFC削減目標達成に貢献します。背景/意義「カーボンリサイクル技術ロードマップ」(2019年6月策定)では、CO2を素材や燃料などに利用する方針が示され、また、「カーボンリサイクル3Cイニシアティブ」(2019年9月発表)などにおいて、石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)やCO2分離・回収技術の実証事業を進める大崎上島を実証研究拠点として整備するとされました。大崎上島を実証研究拠点とするために必要な設備などを整備するとともに、実証研究拠点の運営や研究活動の支援を行い、技術開発の総括的な評価などに取り組みます。また、整備した拠点においてCO2を有効利用するための技術開発を行い、さまざまな技術を対象に経済性やCO₂削減効果などを評価します。今 後今 後省エネルギー・環境分野フロン 対策次世代冷媒適用機器の試作機による実店舗評価を開始環境 技術カーボンリサイクル技術の実証研究拠点化と技術開発に着手―大崎上島を実証研究拠点へ―環境・省資源技術

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