NEDOアニュアルレポート
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TOPIC382021年3月末時点の開講コース2019年度に終了した「ロボット活用型市場化適用技術開発プロジェクト」でロボットのシステム・インテグレーションの効率化とコスト低減を目指して開発した、OSS(OpenSourceSoftware)ベースのロボット共通ソフトウェア技術を普及・発展させることを目的として、2020年度に人NEDOは、インフラ点検や災害対応分野におけるロボット活用加速や普及拡大を目指した人材育成事業を2018年度より開始しました。本事業では、NEDOと経済産業省が公表した同分野におけるロボット性能評価手順書と、その性能評価試験を行う場となる福島ロボットテストフィールド(RTF)の社会的認知の向上や社会受容性の醸成を目指し、「人材育成講座」「人的交流」「周辺研究」を一体的に実施しました。本取り組みを通じて、同分野のロボット活用加速や普及拡大を担う人材を育成することで、関連するロボット市場の創出を目指します。既存の石油由来の素材の代替として、幅広い分野で活用が期待されるセルロースナノファイバー(CNF)の社会実装を加速するため、CNF先端開発技術者を育成するNEDO特別講座を開講しました。世界のCNFの研究開発をリードする東京大学、京都大学、京都市産業技術研究所、産業技術総合研究所中国センターの4拠点機関での21日間の講義と実習を、毎年前期と後期の2回開催する計画で、2020年度はさまざまな産業から39名が受講しました。多方面の人材交流を図るほか、サンプルワークや分析・評価の支援・アドバイスなどを通じ、新しい分野、用途となり得る多種多様な専門領域でも、当該技術を担う人材が育つという「好循環」の形成を目指していきます。人材育成講座の内容①ROS体験コース②OSS活用のためのライセンス解説コース①モバイルマニピュレーションコース②3Dロボットビジョンプラットフォーム①画像処理・AI技術活用コース自動公転ミキサーによるCNFと天然ゴム複合化材育成講座を開講しました。開発成果を活用する人材の育成だけでなく、人材交流の機会創出や、継続的な技術の維持・向上の仕組みづくりも行うことにより、OSSの利点を生かしたロボット導入拡大を目指します。セミナーのオンデマンド動画配信画面講義風景1. ロボット共通ソフトウェア 技術基礎編2. 市場化プロジェクト 成果活用コース3. ROS応用コース性能評価手順書の見直し/改訂福島RTFの改修/課題とりまとめ周辺研究委員会現場環境を模擬した施設で行うロボットの性能の評価、試験手法等を提示人材交流等の展開シンポジウム福島県内業者とのマッチングイベント性能評価手順書講 座実習(福島RTF)先端分野や融合分野の技術を支える人材の育成と、人的交流の面から産学官連携を促進するための「場」を形成することを目的に、2006年度から「NEDO特別講座」を開設しています。・人材育成講座結果・諸外国等海外動向・関連機関ヒアリング結果・その他関連する情報対象分野対象ロボット橋梁点検ダムおよび河川点検トンネル災害/プラント災害陸上移動ロボット無人航空機水中ロボット人材育成講座NEDOプロジェクトを核とした人材育成、産学連携等の総合的展開TopicTOPIC人材育成講座

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