NEDO環境分野の取り組み
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事業期間2020年度~2024年度実施者国立研究開発法人産業技術総合研究所、学校法人福岡大学、学校法人早稲田大学、国立大学法人東北大学、国立大学法人東海大学国立大学機構、他27機関予算額2023年度予算:10.3億円事業のイメージ6 近年、中国の廃プラスチック輸入規制に端を発したアジア諸国の廃プラスチック輸入規制強化の影響による廃プラスチックの国内での滞留や陸域から流出した廃プラスチックが原因となる海洋プラスチックごみが大きな問題となっており、これまで日本から輸出していた廃プラスチックを含むプラスチック資源について、リサイクルなどの適正な処理が急務となっています。 そこで本事業では、社会で大量に発生している廃プラスチックに対して、高度選別技術や新しい材料再生技術などを用いることにより、環境負荷を抑制しつつ高効率なプラスチック資源循環システムを実現するための基盤技術を開発します。具体的には、廃プラスチックの資源価値を飛躍的に高めるため、〔1〕複合センシング・AI等を用いた廃プラスチック高度選別技術、〔2〕材料再生プロセスの高度化技術、〔3〕高い資源化率を実現する石油化学原料化技術、〔4〕高効率エネルギー回収・利用技術の開発を連携させて行い、廃プラスチックの品質に応じた最適な処理システムを構築することによる高度資源循環と環境負荷低減の両立を目指します。研究開発項目①高度選別システム開発研究開発項目②材料再生プロセス開発研究開発項目③石油化学原料化プロセス開発研究開発項目④高効率エネルギー回収・利用システム開発▲詳細はこちら▲⃝事業概要石油精製電力⃝研究開発内容石油化学工業③石油化学原料化②材料再生焼却熱回収④高効率エネルギー回収・熱利用高度化プラスチック成形加工製品製造再生品製造利用利用廃棄回収①高度選別選別単純焼却埋立輸出事業紹介革新的プラスチック資源循環プロセス技術開発

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