成果報告書詳細
管理番号100013427
タイトル平成19年度成果報告書 平成19年度採択産業技術研究助成事業 07A02003a 低コスト化抗体医薬の分子進化工学的デザイン 平成19年度中間
公開日2009/3/27
報告書年度2007 - 2007
委託先名国立大学法人東北大学浅野竜太郎
プロジェクト番号P00041
部署名研究開発推進部
和文要約本年度は、抗がん関連抗原抗体の一本鎖抗体(scFv)をモデルに、そのリンカー長等の変化による自己アセンブリ化と、その効果の検証を進めた。レイショナルデザインにより、リンカーあるいはscFvを構成するドメインの連結順を改変したscFvは、自己アセンブリ化能を示し、さらにscFv単独にはみられない、がん細胞成長阻害活性を発揮した。一方、ヘテロscFvの会合により生じるdiabodyの自己アセンブリ化も進めた。まずscFvの結果を踏まえ、巻き戻し工程を経ない可溶性画分からの調製を目指すために、共発現ベクターを構築した結果、培地上清から活性のある可溶性diabodyの調製に成功した。またdiabodyもリンカーを改変することで、アセンブリ化能を付与することに成功したため、今後の機能評価に期待がもたれる。さらに、分子進化工学的手法による自己アセンブリ抗体の迅速な取得を目指した新規ライブラリの設計を進めた。結果、ライゲーション条件等の検討により、scFvのリンカー配列に十分な多様性と規模を有するライブラリの構築に成功した。
英文要約We used a single-chain antibody (scFv) against tumor-associated antigen as a model molecule. This scFv was converted to self-assembly structure by modifying its intermediate linker and order of domain using rational design, and self-assembled scFv showed the growth inhibition effect of cancer cells. We subsequently tried to construct the self assembled diabody, which consisted from two different hetero scFv. The diabody also converted to self-assembly structure by modifying the intermediate linker of hetero scFvs. Furthermore, we constructed the scFv library with randomized intermediate linker for high throughput selection of scFv with optimized linker inducing self-assembly structure.
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