成果報告書詳細
管理番号100013453
タイトル平成19年度成果報告書 平成19年度採択産業技術研究助成事業 07A27001a 光学的手法による有機トランジスタ動作下におけるキャリア移動度測定 平成19年度中間
公開日2009/3/27
報告書年度2007 - 2007
委託先名国立大学法人東京工業大学間中孝彰
プロジェクト番号P00041
部署名研究開発推進部
和文要約本年度はまず、時間分解顕微SHG測定システムの立ち上げを行い、スキャン測定によるSHG強度分布の時間発展を観測することに成功した。その結果、電極からのキャリア注入にともなってSHG分布が移動する様子を観測することができた。SHG分布の移動は、デバイス中の電界分布が時間的に変化することによって観測されるものであり、電荷が電界のソースであることを考えるとキャリアシートの動きを反映していることがわかる。次いで、冷却CCDによりイメージング測定ができるように拡張し、実際にチャネル部のSHG像を得ることができた。さらに材料中のキャリア挙動は、拡散とドリフトを考慮した電流連続の式とポアソン方程式を解くことで理解できるが、これらを解くことで、キャリアの時間発展を説明することができた。また、この解析式は移動度を含むため、キャリアの動きから移動度が算出可能であることを示した。一方、有機半導体材料に関する基礎的データとしてのSHGスペクトルデータに関して、材料データベースの作成も計画しており、ペンタセンおよびP3HTに関して、SHGスペクトルを測定した。
英文要約The time-resolved microscopic SHG measurement system was constructed. Then carrier motion was successfully observed based on a scanning measurement. SHG peak moves from source to drain electrode with applying a pulse voltage to the source electrode, reflecting a carrier flowing. The system was extended to visualize a SHG image using high-sensitive cooled CCD camera. We could obtain the important relationship between the position of carrier and delay time. Using this relationship, intrinsic carrier mobility in the devices can be evaluated. Spectroscopic database is being made on the basis of the SHG spectrum of various organic semiconductor materials.
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