成果報告書詳細
管理番号100013472
タイトル平成19年度成果報告書 平成19年度採択産業技術研究助成事業 07C46215a オミックス研究支援アクティブポリマーモノリスの創製 平成19年度中間
公開日2009/3/27
報告書年度2007 - 2007
委託先名国立大学法人名古屋大学梅村知也
プロジェクト番号P00041
部署名研究開発推進部
和文要約1)γ線をイニシエータとして用いる放射線重合により、モノリス担体の構造制御を検討した。化学開始剤が不要で、低温でも反応が進行する放射線重合では、使用できる溶媒の選択肢が格段に増える。その結果、いくつかのモノマーに関して、テトラポッド形状にポリマー骨格が連通した理想的な三次元構造を得る条件を見出した。また、低温下での放射線重合により、熱重合で問題とされた重合斑が少なくなり、構造欠陥の少ない骨格を構築することができた。2)タンパク質の酵素消化は、プロテオーム解析において不可欠な操作であるが、従来のmmからcmオーダーのバルク空間で行われる反応では長時間を要し、これが高速化のボトルネックとなっていた。この問題を解決するために、モノリス担体表層に消化酵素を固定し、μmの微小流路(空間)を反応場とするマイクロリアクターモノリスを設計・試作し、その性能を評価した。最適化を図った結果、本マイクロリアクターでは、通常のバッチ式マクロ反応容器と比較して1/100の所要時間(10分)で定量的にタンパク質を消化できることが分かった。これにより、連続フロー式のインライン酵素消化が可能となる。
英文要約1) We produced some methacrylate-based monolithic materials with an ideal tetrapod-like structure by γ-ray induced polymerization under low temperature. 2) Monoliths have great potential as catalyst supports as well as original separation media. Thus, we tried to prepare a monolithic microreactor by immobilizing trypsin onto the micro-channel surface of an epoxide-containing monolithic support. As a result of trial and error, tryptic digestion of cytochrome c was completed within 10 min during the flow through the micro-channels. This microreactor allows continuous flow-through digestion, and can be easily coupled on-line to the next separation step.
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