成果報告書詳細
管理番号100013479
タイトル平成19年度成果報告書 平成19年度採択産業技術研究助成事業 07E51203a ニワトリ卵を用いた有用蛋白質大量生産法の基盤技術の開発 平成19年度中間
公開日2009/3/27
報告書年度2007 - 2007
委託先名独立行政法人産業技術総合研究所大石勲
プロジェクト番号P00041
部署名研究開発推進部
和文要約蛋白質の大量生産に向けたトランスジェニックニワトリの開発の為に外来遺伝子を効率的にニワトリ生殖系列に導入する必要がある。これまでに様々な方法が試されているが、我々は遺伝子導入や遺伝子発現調節、導入遺伝子の解析などで比較的自由度が高いと考えられるニワトリ始原生殖細胞(PrimordialGermCells;PGCs)を用いた技術の開発を目指し、本年度は新たなPGC株の単離と培養技法の確立、単離した細胞株の検定等を中心に研究を行なった。ニワトリ2.5日胚の背側動脈ならびに末梢血管より採血を行ない、Buffaloratliver(BRL)細胞をfeederとして細胞培養をおこない、複数の細胞株を得た。これら細胞株におけるVasa,Dazl,Nanog,Oct-4といったPGC特異的あるいは未分化細胞特異的遺伝子の発現を指標とし、細胞株のスクリーニング、培養法の検討を行なった。その結果、PGC株の樹立に成功すると共に、生殖細胞の特質を維持したままの安定培養法や、凍結保存法を確立した。これにより、ニワトリ卵を用いた有用蛋白質大量生産法の基盤技術の開発に必要な遺伝子導入、発現制御、ならびにその検定といった解析が可能となり、今後の研究に向けての基盤が確立されたと考えられる。
英文要約Recently, a long term culture of chicken primordial germ cells (PGCs) has been developed for chicken transgenesis. We focus on this system, in combination with the use of gene expression technology and try to develop the most efficient way of producing transgenic chickens. In this year, we isolated PGCs from chicken embryonic blood and established several PGC lines. We analyzed the expression of germline specific genes and/or undifferentiated cell markers, including Vasa, Dazl, Nanog, Oct-4 in the cultured cells. The result suggests that established PGCs maintain their germ cell properties. The expression pattern of these genes were not altered during long term culture nor after cryopreservation.
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