成果報告書詳細
管理番号100013504
タイトル平成16年度-平成18年度成果報告書 平成16年度第2回採択産業技術研究助成事業 04A01528a 新規抗菌剤の開発を指向した、黄色ブドウ球菌の増殖必須遺伝子の同定とその産物の酵素活性測定系の確立 平成18年度最終
公開日2009/3/27
報告書年度2004 - 2006
委託先名国立大学法人東京大学黒川健児
プロジェクト番号P00041
部署名研究開発推進部
和文要約変異剤EMSに代えて紫外線照射によって得た高温感受性(TS)株のうち100株の相補遺伝子を同定した。同定した相補遺伝子は57種で、9種が新規であった。新規のうち1種は多コピー抑圧遺伝子であった。残り48種は既にEMS法で同定していたが、同じ遺伝子変異株でもEMS処理と紫外線照射では異なる変異が導入されており、抗菌剤探索や学術研究で両株の有効利用が期待できる。TS株の抗菌剤探索における有用性の提案を、ddlA変異株とD-cycloserineを実験例として行った。HTS系として蛋白質一種のアッセイ系を確立し、精製を終えた。他に三種を試みたが活性を見いだせていない。LtaSの大腸菌での異所発現によりリポタイコ酸骨格が合成誘導され、LtaSがブドウ球菌のリポタイコ酸合成酵素であることが示唆された。ltaS変異株の解析からはリポタイコ酸が細胞膜の機能維持に必要であることが示唆され、LtaSの抗菌剤標的としての有用性が示唆された。最終年度に当たり研究成果の取りまとめを進めた。MurC,DnaB,DnaI,Tpiの変異株分離に関連した4報の学術論文が学会誌に採択された。
英文要約We isolated 100 new TS mutants via UV mutagenesis and identified 57 genes complementing their TS phenotype. Among them, 8 genes were novel essential genes, one gene is novel multi-copy suppressor gene, and 48 gene were already identified genes. Efficacy of TS mutants for drug development was evaluated using ddlA mutants and D-cycloserine. One protein was finished to purify for HTS assay, while trials of other three proteins were failed. We identified the novel protein LtaS as a lipoteichoic acid synthase and found that lipoteichoic acid is required for cell membrane integrity. Four papers describing MurC, DnaB, DnaI, Tpi have been accepted.
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