成果報告書詳細
管理番号100013658
タイトル平成17年度-平成19年度成果報告書 平成17年度第2回採択産業技術研究助成事業 05A27502d 高強度・高安全性を有する複相超微細粒(Nano-DP)鋼板の創製 平成19年度最終
公開日2009/4/24
報告書年度2005 - 2007
委託先名国立大学法人大阪大学辻伸泰
プロジェクト番号P00041
部署名研究開発推進部
和文要約前年度新たに見いだした加工熱処理により得られたNano-DP鋼板の室温における静的および動的引張り試験を行い、その機械的性質を明らかにした。得られた鋼板は、高い強度と十分な延性を両立し、それは、得られたNano-DP鋼板が一種のバイモーダル組織を有するためであることが明らかとなった。一方、Mn,Ni含有鋼に対して適度な圧延と熱処理を施すことにより、非常に高い静的強度と均一延性を有する、粒径1μm以下のフェライト、マルテンサイトおよび残留オーステナイトから成る、別の種類のNano-DP鋼板を得ることにも成功した。協力企業である(株)本田技術研究所の協力を得て、開発したNano-DP鋼板の圧潰試験を実施した。その結果、本研究で開発したNano-DP鋼板は、優れた圧潰特性を示し、圧潰時の衝撃吸収エネルギーが非常に大きく、安全性基準を満たすための自動車用鋼板として適していることが明らかとなった。
英文要約Newly developed Nano-DP steel managed high strength and large ductility, because of its bimodal grain size distributions. Another kind of Nano-DP steel composed of ultrafine grained ferrite, martensite and retained austenite was developed in a Mn-Ni containing steel through appropriate thermomechanical processing. The multi-phased Nano-DP steel performed very high strength as well as large tensile elongation. Crash tests of the obtained Nano-DP steels were carried out by the aid of Honda R&D Co., Ltd. The Nano-DP steels developed in this project showed large absorbed energy in crashing, indicating that the steels are desirable for automobile applications in next generation.
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