成果報告書詳細
管理番号20100000000076
タイトル平成20年度成果報告書 平成18年度第1回採択産業技術研究助成事業 06A06006a 骨導超音波知覚を利用した重度難聴者のための新型補聴器の実用化開発 平成20年度中間
公開日2010/2/13
報告書年度2008 - 2008
委託先名独立行政法人産業技術総合研究所中川誠司
プロジェクト番号P00041
部署名研究開発推進部 若手研究グラントグループ
和文要約骨導超音波骨導超音波補聴器の聞こえにおよぼす音声特徴や両耳聴取の効果を検討した.その結果,文節長の違いによる特殊拍(促音,長音)やアクセント型の区別はかなり良くできること,音声のピッチやフォルマント空間に依存する個人性の区別も可能であるものの,その手がかりは気導音とはやや異なることを明らかにした.また,複数チャネルの骨導超音波によってある程度の音像定位が可能であるものの,その手がかりとなる両耳間時間差・音圧差の効果には気導音との差異があることが明らかになった.また,骨導超音波知覚メカニズムの解明を目指して,高周波可聴音との聴覚特性の比較を行い,骨導超音波知覚メカニズムの特殊性を改めて示した.さらに,新しく得られた知見を取り入れた骨導超音波補聴器の開発に取り組んだ.製品版に近い試作器の開発や,重度難聴者を対象としてその実用性評価を行った.その結果,最重度重度難聴者にも適用できる可能性があることや,実用上での改良点に関する知見が明らかになった.一部の重度難聴者を対象とした長期モニタリングによって,使い勝手や改良点など,今後の開発に有用な情報を得ることができた.
英文要約To obtain useful information for the development of the BCU hearing-aid, following experiments were carried out: (1) Speech hearing tests to investigate discrimination capability of geminates, long vowels, accent types, and speakers, (2) Sound localization tests to access the possibility of binaural BCU hearing-aid, (3)Comparison of pure-tone thresholds with high-frequency audible sounds to clarify neurophysiological mechanisms, (4) Development of a new prototype of BCU hearing-aid according to the new findings, (5) Long-term monitoring in the profoundly deaf subjects. The results obtained provide useful information to optimize the signal processing and establish application criterion for the hearing-aid.
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