成果報告書詳細
管理番号20100000000091
タイトル平成20年度成果報告書 平成20年度第1回採択産業技術研究助成事業 08B36002d 摩擦抵抗低減船のための気泡発生動力最小化技術の開発 平成20年度中間
公開日2010/2/19
報告書年度2008 - 2008
委託先名国立大学法人北海道大学村井祐一
プロジェクト番号P00041
部署名研究開発推進部 若手研究グラントグループ
和文要約気泡による船舶の抵抗低減において今日まで最も重要な課題となっていることは,必要な気泡発生動力が抵抗低減動力と同程度になってしまうことである.本研究では翼の負圧を利用することで,理論的には動力を一切必要としない機構による技術を提案した.平成20年度は,この翼型気泡発生装置の基本性能を調査するため,二相流の流体力学問題としてパラメータ研究を実施するための2つの専用水槽の設計・製作ならびに運転試験を行った.これらの水槽では船舶での条件と相似となるフルード数の範囲を扱うことができるようにした.この結果,円柱や翼型など様々な形状とサイズの物体を壁面または水面下で移動させたときの気液界面の変形ならびに微小気泡発生の空間構造を可視化することが可能となった.一方,基礎研究と並行して進められた実船による試験では,翼型気泡発生装置の装着により68mのフェリーと85mのコースター船でそれぞれ正味動力節減率9%と10%が得られた.
英文要約In FY2008, two towing tank facilities for fundamental experiments have been constructed in Hokkaido University. The tanks, which are coupled with an electric towing system for various objects beneath water surface, has been designed to realize the similarity experiment having the same range in main dimensional parameter of Froude number. Wake and interfacial structures have been visualized and measured to understand and confirm the basic principle of our technique proposed. In parallel, real ship examinations were conducted with 68 m - ferry and 85 m - coaster. The net energy-saving ratios for these two vessels have been obtained to be 9% and 10%, respectively.
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