成果報告書詳細
管理番号20100000000105
タイトル平成19年度成果報告書 平成19年度採択産業技術研究助成事業 07A26002a 自動車構造に適用可能な高延性高強度を有する新規オーステナイト鋼の開発と構造体化方法の確立 平成19年度中間
公開日2010/2/18
報告書年度2007 - 2007
委託先名国立大学法人香川大学上路林太郎
プロジェクト番号P00041
部署名研究開発推進部 若手研究グラントグループ
和文要約15mass%Mn鋼および30mass%Mn鋼に対して、種々の条件での圧延・熱処理を施した試料を試作することにより、結晶粒微細化プロセスを確立した。また、微細粒組織を有する30%Mnオーステナイト鋼の場合、変形双晶を有さずとも静的引張変形時に優れた強度延性バランスを有するという基礎的知見に加えて、自動車衝突に相当する衝撃実験により、優れた衝撃吸収能を示すことを実証できた。
 オーステナイト鋼やTWIP(変形双晶)鋼等、各種鉄鋼材料の高速変形挙動を評価した。高速変形特性の向上には、TWIP鋼のような安定オーステナイト鋼の場合は1μm程度までの結晶微細化が有効であることが明らかとなった。TRIP(動的変態誘起塑性)が生じる準安定オーステナイト鋼の場合、ひずみ速度が1毎秒以上の変形では、TRIP現象が抑制されることを見出した。
 微細粒組織を有するオーステナイト鋼に対して、母材との強度バランスに優れた摩擦攪拌接合(FSW)条件を見出すことができた。FSWを利用することにより通常の溶接による接合では得られない微細粒組織が接合部にも形成させることが可能であることが明らかとなった。
英文要約 A thermo mechanical processes to evolve the fine grained microstructures in the 15mass%Mn and the 30%Mn steels has been developed. The impact collapse test for the assessment of the safety against car crash has clarified that the fine grained austenitic steel has superior properties. The fine grained austenitic steel has large ductility although the twinning does not take place. The high speed deformations of various austenitic steels such as TWIP (Twinning induced plasticity) steels have been examined. The grain refinement of the TWIP steel (~1micron) is effective for the ductility at high speed deformation; whereas at strain rate higher than 1/sec, TRIP (Transformation induced plasticity) is significantly prohibited. The friction stir welding (FSW) is beneficial joining process for the fine austenitic steels
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