成果報告書詳細
管理番号20100000000174
タイトル平成16年度-平成18年度成果報告書 平成16年度第1回採択産業技術研究助成事業 04B53017a コーポレート研究とナショナル・イノベーション・システム 平成18年度最終
公開日2010/2/19
報告書年度2004 - 2006
委託先名工学院大学矢崎敬人
プロジェクト番号P00041
部署名研究開発推進部 若手研究グラントグループ
和文要約 コーポレート研究のファクト・データに関しては,医薬品を含む化学メーカーが出願した特許の詳細データと,財務情報等の公開企業データを収集・整備した.特許データについてはPAT3データベースをアップデートし,活用している.既に整備済みの,医薬品メーカーに属する研究者による学術論文の公刊データとともにこれらを分析し,医薬品メーカーにおけるコーポレート研究の実態と役割を明らかにした.
 また,医薬品メーカーにおける研究者プロファイルを分析することにより,研究者のキャリアパスを企業の研究開発活動の中に位置づける研究を行っており,医薬品メーカーの研究開発活動においてコア・サイエンティストが果たしている役割を明らかにし,既に分析を行っている電機メーカーにおけるコア・サイエンティストの役割との比較を行った.
 コーポレート研究の組織化の形態とパフォーマンスの関係については,研究開発と製品製造を両方とも自社内で行っている企業(垂直統合型企業)を研究開発専業型企業のインセンティブの違いを分析し,両者が共存する環境下でのクロス・ライセンスやパテント・プールに対する競争政策のあり方を理論的に明らかにした.
 ここまでの研究を踏まえ,ナショナル・イノベーション・システムにおけるコーポレート研究の役割について取りまとめる作業の一環として,2007年5月にワークショップを開催した.
英文要約We extended out database to include detailed information on patent applications and financial information of large Japanese pharmaceutical firms. We continued to update the PAT3 database. These, together with the data on academic publications by researchers affiliated to the pharmaceutical firms that we had previously complied, were used to investigate quantitatively the role of corporate research at pharmaceutical firms. We also studied detailed profiles of key researchers at pharmaceutical firms to investigate the role of core scientists and compared our results with our findings from studying electronics firms.
We also conducted a theoretical analysis of the relationship between the organizational structure of corporate research and firm performance. We showed how the different incentives of vertically integrated firms and research labs can cause efficient cross-licensing agreements and patent pools to fail, and offered some public policy implications.
In the concluding phase of our project, we organized a workshop in May 2007.
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