成果報告書詳細
管理番号20100000001511
タイトル平成20年度成果報告書 平成20年度第2回採択産業技術研究助成事業 08C46623c 酸化物交流電界発光原理の探求と素子開発 平成20年度中間
公開日2011/1/8
報告書年度2008 - 2008
委託先名独立行政法人 産業技術総合研究所 高島 浩
プロジェクト番号P00041
部署名研究開発推進部
和文要約現在までに無機EL素子用の蛍光体では、主として硫化物系が用いられてきた。硫化物は、色度に優れ、発光輝度が高い発光が得られており、一部実用化に至っている。また、三原色それぞれの蛍光体が開発されており、それらを組み合わせたフルカラーディスプレイ化が進められている。一方で、酸化物系は、硫化物系に対して遅れを取っている。本研究の成果では、ディスプレイで要求される3原色の蛍光薄膜を実現に成功した。さらに今回作製されたEL素子は、CIE1931xy色度図上においてNTSCが規定する赤色の色度座標(0.67, 0.33)と非常に近い値であり、ディスプレイに応用するために十分な色度を持っていることを見出した。また1 kHzの交流電圧10 V程度で透明電極全体が発光することから、電源回路の小型化が容易でありシステムとしての小型化が図られ実用化に向けて大きな優位性を持つと考えられる。
英文要約We have discovered perovskite thin film electroluminescence (PEL), opening a new optical application of regarding perovskite materials. With increasing driving voltage, the intensity of electroluminescence dramatically increases. The sharp electroluminescence peak at around 610 nm at 12 V becomes much stronger with increasing ac voltage. High-quality red colour is produced and the working voltage for whole-surface electroluminescence is as low as 10 V. The mechanism behind this electroluminescence is attributed to the transition of Pr3+ ions from the 1D2 state to the 3H4 state. Because of the whole-surface electroluminescence and low working voltage, the PEL multilayer device has promising applications in lighting and flat panel display (FPD) technology.
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