成果報告書詳細
管理番号20100000001669
タイトル平成21年度成果報告書 神石高原町地域新エネルギービジョン【報告書】
公開日2011/1/25
報告書年度2009 - 2009
委託先名神石高原町
プロジェクト番号P98029
部署名エネルギー対策推進部
和文要約和文要約等以下本編抜粋:今世紀は、「環境・エネルギーの時代」と言われており、「地球環境保全」と「エネルギー資源多様化」の両課題を経済の持続的発展を維持しつつ、解決に導く手段として、エネルギー消費の削減と新エネルギーの導入推進があります。新エネルギーは、環境負荷が小さく、資源制約の少ない国産エネルギーとして、エネルギーの安定供給、地球環境問題への対応そして新規産業・雇用の創出に役立つ等のことから、従来から官民挙げてその開発と導入普及に積極的な取り組みがなされています。しかしながら、我が国の新エネルギーの一次エネルギーに対する割合は、2006 年度実績で1.8%(2010 年度政府目標3.0%)とOECD全体の平均4.2%と比較して見劣りする状況にあります。
我が国で定義している新エネルギーには、供給サイドとして太陽光発電、太陽熱利用、風力発電、バイオマスや雪氷冷熱、温度差エネルギー等があり、そして需要サイドとしてクリーンエネルギー自動車、天然ガスコージェネレーションや燃料電池等があります。
我が国は、温室効果ガスの排出量を、2020 年までに1990 年比で25%(2050 年までに80%)削減するという大きな目標を掲げ、京都議定書に続く次の国際的な枠組みの構築に向けて尽力しているところです。このような中長期的な目標を達成するためには、今後、国内排出量取引制度や環境税など、あらゆる政策を総動員して実現をめざす必要があります。その実現に向けて、太陽光発電の固定価格買い取り制度による導入量の拡大、高効率のヒートポンプ式給湯器等の普及、次世代のエコカーの拡大や住宅の消費エネルギーの削減による省エネ住宅の普及等を、家電や住宅等のエコポイント制度の導入等で、政策的に温暖化防止の推進を図りつつあります。
一方、広島県においても、広島県地域新エネルギービジョンに基づき、バイオマスのエネルギー化について、環境行政総合調整会議等を活用し、市町と連携しながら促進を図り、また,新エネルギー設備の導入状況についてもフォローアップを図るとされています。
神石高原町は、町域の多くを山林・原野が占め、南に工業地帯の福山市、東に岡山県に接する自然環境に恵まれた県境の町であり、特に自然環境を基礎にした観光資源に恵まれており、様々な観光施設(帝釈峡、仙養ヶ原ふれあいの里、とよまつ紙ヒコーキタワー等)を整備しております。2006 年度策定した長期総合計画では、「人と自然が輝く高原の町」を将来像として、「高原の特徴を生かした快適で魅力に満ちたまちづくり」、「地域資源を生かした活力ある産業と交流のまちづくり」等の5つのまちづくりの基本方針を掲げています。このような基本方針実現の基盤となるエネルギー源確保や環境保全を柱とした“エコなまちづくり”をめざすために、神石高原町地域に賦存する各種のエネルギーの調査や新エネルギー源創出の可能性等を総合的に検討する神石高原町地域新エネルギービジョン策定事業はまさに時機を得たものと言えます。本新エネルギービジョン策定事業では、計4回の委員会を開催し、重点プロジェクトとして、「(1)普及啓発推進」、「(2)公共施設への新エネルギーの導入」、「(3)住宅への新エネルギーの導入促進」、「(4)クリーンエネルギー自動車導入」、「(5)民間事業者との連携」を掲げて、その推進スケジュールを短期、中期そして長期に分類して、実効性のある提言を行っております。
最後に、本地域新エネルギービジョン策定に携わった委員およびオブザーバーの皆様をはじめ、事務局担当の神石高原町職員の皆様そしてシンクタンクである(株)荒谷建設コンサルタントの方々の多大なご協力を戴きましたことを深く感謝申し上げるとともに、本報告書で提案した重点プロジェクトが、皆様のご支援のもとに神石高原町主導のもとで実現されることを大いに期待する次第であります。
英文要約
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