成果報告書詳細
管理番号20100000002256
タイトル平成21年度成果報告書 平成21年度第1回採択産業技術研究助成事業 09E52007a 無害なユビキタス5元素よりなる赤・黄・青3原色酸窒化物顔料粉末の開発 平成21年度中間
公開日2011/1/25
報告書年度2009 - 2009
委託先名国立大学法人徳島大学森賀俊広
プロジェクト番号P00041
部署名研究開発推進部
和文要約本研究では,有害で稀少な金属使っていないLa-Sr-Ti-O-N系酸窒化物顔料にビーズミル法を用いて凝集した一次粒子を解砕することにより,粒子径約0.1μmに鋭い粒度分布を持つ実用化レベルの顔料を作り出すことに成功した。その顔料は水分散のスラリーとして沈殿することなく安定に懸濁状態を保っている。また,XPS測定およびNEXAFS測定を駆使することにより,構成元素,特にTiの電子状態を明らかにした。O/N比が小さくN含有量が多いと, Nが多く配位して化学シフトが酸化物よりも小さくなっている八面体配位されたTi4+の状態をとっていることが示唆された。O/N比が増加しても,この化学シフトが小さいTi4+が減少するだけで,Tiの原子価はTi4+からは変化しないと考えられた。一方Ti/La比が変化しても,Tiの電子状態には基本的には影響を与えていないことが明らかになった。
英文要約We have succeeded the synthesis of oxynitride pigment powders whose particle sizes range sharply around 0.1micrometer in water, by applying a bead-milling method. The slurry was stable enough not to form the precipitants after a long duration more than half a year. XPS and NEXAFS measurements revealed that no lower-valent titanium ions such as Ti3+ are form by changing either Ti/La or O/N ratio of the oxynitrides. The shoulder peak appeared at the right side of Ti4+ peak in the XPS spectra faded away in accordance with increasing the O/N ratio. The phenomenon was considered to be due to the existence of Ti4+ coordinated by the less electronegative nitrogens.
ダウンロード成果報告書データベース(ユーザ登録必須)から、ダウンロードしてください。

▲トップに戻る