成果報告書詳細
管理番号20100000002291
タイトル平成21年度成果報告書 平成21年度第1回採択産業技術研究助成事業 09A02021a RNA/RNP分子デザイン・セレクション法を活用した特定細胞を選択的に認識・検出する多機能性アプタマーの創成及び細胞機能制御技術の開発 平成21年度中間
公開日2011/1/8
報告書年度2009 - 2009
委託先名国立大学法人京都大学齊藤博英
プロジェクト番号P00041
部署名研究開発推進部
和文要約本年度は、RNP 分子デザインの基盤技術を確立し、in vitro におけるRNP ナノ構造体形成に成功した。すなわち、任意の複数のタンパク質を、RNA基盤上に、タンパク質の機能構造を損なわずに固定する新規手法の開発に成功した。この方法では、任意のタンパク質をRNA 上の目的部位に配置することで、タンパク質間の距離と配向性を制御することができる。さらに、ある種のRNP モチーフが、ナノスケール構造体の分子パーツとして利用できることを見出した。ここでは、特異的かつ強固に結合する「RNA-タンパク質相互作用モチーフ」を基盤として人工RNP を設計し、その構造を原子間力顕微鏡で直接確認した。すなわち、ナノスケール構造体の設計・構築にRNP を用い、タンパク質によりRNA の構造を人工的に制御できるという結果を直接観察することに初めて成功した。現在、このRNP ナノ構造体を利用して、特定の細胞表面に存在する抗原を特異的に認識し、その細胞機能を制御する人工RNP の開発を進めている。
英文要約In this year, we have established the technique to construct synthetic RNP by molecular design, and succeeded in constructing synthetic RNP nanostructures in vitro. In other words, we have invented a new method in which we can place desired proteins on the RNA scaffold. In addition, we found that we can use a set of RNP binding motif as new molecular parts to construct nanostructures. Atomic force microscopy (AFM) revealed that the RNA-binding protein facilitates the structural conversion of the RNA into the designed RNP nanostructure. We are currently aiming to use this RNP to detect specific cells that exhibit the target antigen. This strategy could be applicable to regulate cell functions.
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