成果報告書詳細
管理番号20100000002374
タイトル平成21年度成果報告書 平成21年度第1回採択産業技術研究助成事業 09A08010a 創薬支援ツールの開発に向けた磁性粒子上への膜タンパク質発現技術の確立 平成21年度中間
公開日2011/1/25
報告書年度2009 - 2009
委託先名国立大学法人東京農工大学吉野知子
プロジェクト番号P00041
部署名研究開発推進部
和文要約本年度は、磁性粒子上への外来タンパク質の発現量の向上を目指したホスト株の構築に着手した。アンカー分子として利用されている磁性粒子膜タンパク質Mms13のゲノム中の遺伝子を欠損させた株を構築した。このmms13欠損株を用いることで野生株と比較してMms13-外来タンパク質の発現量が大幅に増大することが明らかとなった。本結果は磁性細菌の遺伝子欠損をタンパク質発現の向上に利用した新しい試みであり、他の機能性外来タンパク質に対しても有効であると考えられる。また、磁性細菌を利用したタンパク質発現における要素技術の開発として、発現誘導システムの確立に取りかかった。本研究では、テトラサイクリン誘導型の発現システムを採用し、磁性細菌内で複製可能なベクター及び磁性細菌内で高発現のプロモーターを組み合わせた発現誘導システムの構築を行った。さらに、発現誘時期を制御することで磁性粒子上への外来タンパク質の誘導発現も可能であることが示された。本研究は、これまで磁性細菌においてなされていなかった発現誘導システムの構築に初めて取り組み、膜貫通タンパク質への有効性を示すことができた。
英文要約In this year, a novel mutant of magnetotactic bacteria which was defective in the gene of a magnetic particle membrane protein, Mms13 was constructed. Heterologous protein expressions onto bacterial magnetic particles were performed by using wild type or mms13 deletion mutant. Higher amount of heterologous proteins were displayed onto bacterial magnetic particles using the mms13 deletion mutant as a host for transformation. Furthermore, an inducible expression of heterologous proteins onto bacterial magnetic particles was performed. A stringent, controllable expression system by combining the tetracycline resistance operon and strong promoters in magnetotactic bacteria were successfully constructed. This is the first report of an inducible expression system in magnetotactic bacteria.
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