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ロボットの将来市場予測を公表
2035年には9.7兆円へ成長が期待

2010年4月23日
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)
理事長 村田 成二

NEDOは、経済産業省と連携し、今後成長が期待されるロボット産業の将来市場について推計を行いました。ロボット産業は、現在は、産業用ロボットを中心に7千億円程度の市場(2005年度実績)※ですが、製造業を始めとした現在市場が形成されている分野の成長に加え、サービス分野を始めとした新たな分野へのロボットの普及により、2035年には9.7兆円まで成長すると予測されます。

※総合科学技術会議:「ロボット総合市場調査報告書」(2007年)

1.概要

 ロボット産業は、少子高齢化による労働力の減少・作業負荷の増大への対応や、製品・サービスの質や生産性の更なる向上の必要性から成長が期待されています。
  NEDOは、経済産業省と連携し、ロボット産業の成長の可能性を可視化することを目的に、2035年に向けた将来市場(国内生産量)の推計を行いました。製造業、サービス業等の各分野のロボットごとに、類似製品の普及や価格に関するモデルを用いた検討を行った結果、ロボット産業の将来市場は、2020年には2.9兆円、2035年には9.7兆円まで成長すると予測されます。
  NEDO、経済産業省としても、今後のロボット産業の成長に向けて、生活支援ロボット実用化プロジェクトを着実に推進すると共に、ロボットビジネス推進協議会等を通じ、官民一体となり、新たな市場の創造に向けて取り組んでいきます。
 
 

2.お問い合わせ先

(本プレスリリースの内容についての問い合わせ先)
  NEDO 機械システム技術開発部 松下、金山
  TEL: 044-520-5241

(その他NEDO事業についての一般的な問合せ先)
  NEDO 広報室 田窪、廣瀬
  TEL: 044-520-5151
 

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