本文へジャンプ

ラオス政府要人臨席による太陽光発電システム等電力有効利用技術実証研究(PV+揚水発電)の竣工式を開催
~地域特性を活かした新たなPVハイブリッドシステム構築~

2005年3月14日
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)
理事長 牧野 力

 独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO技術開発機構)は、2003年6月にラオス政府との間で本事業を実施する旨 合意し、ラオス政府と共同で、「太陽光発電システム等国際共同実証開発 太陽光発電 システム等電力有効利用技術実証研究(PV+揚水発電)」を実施しております。
 この度、設備が完成しましたことから、現地においてトンルン・シースリット ラオス副首相、オンヌア・ポンマチャン工業手工芸大臣のご臨席の下、本プロジェクトの竣工式 を開催致しました。

  1. 日時:
    2005年3月11日(金)9:30~ ( 現地時間 )
     
  2. 場所:
    ラオス人民民主共和国 ウドムサイ県 ンガ郡 ドンエン村
    ※ 当地はウドムサイ市街より約70km、車で約2時間程度
    (ウドムサイ市へは首都ビエンチャンより空路1時間10分程度)
     
  3. 出席予定者:
    ラオス側: トンルン・シースリット副首相、オンヌア・ポンマチャン
    工業手工芸省大臣、ブンポーン・ブッタナウォン ウドムサイ県知事 他
    日本側: 牧野NEDO技術開発機構理事長、山本理事  他
  4. プロジェクト概要:
    (1) 事業経緯:
     本プロジェクトは、ラオスの豊富な日射量と水資源という地域特性を活かした太陽光発電と揚水式水力発電を組み合わせたシステムです。更に、太陽光発電システム導入に係る重要な技術的課題である蓄電池を使用しないシステム構築となることから、当該内容を実証研究の事業化方針として決定し、2003年6月の牧野NEDO技術開発機構理事長とトンルン・ラオス副首相との会談において副首相に本プロジェクトの趣旨にご賛同いただき、現在までにシステム建設工事を終了、試験給電等を経て本格的な実証研究を行うに至りました。
    (2) 事業内容:
     
    [1] プロジェクト概要:ラオス国における初めての実証研究プロジェクトであり、ラオスの山間部村落において、太陽光発電と揚水式水力発電を組み合わせた(ハイブリッドシステム)小規模電力系統を構築しました。このシステムの特徴は、従来、太陽光発電システムと組み合わされ使用されてきました蓄電池の抱える短寿命、メンテナンス費用高の発生等の課題を、揚水式水力発電に代替することにより解決する点にあります。また、環境負荷の少ない揚水式水力発電で代替した場合の蓄電池省略効果を検証するとともに、小規模系統に対する安定供給能力を向上させるものです。 このシステムの設置により無電化村10村に安定した電力供給が期待されています。
    [2] 対象国:ラオス人民民主共和国
    [3] カウンターパート:工業手工芸省電力局 (MIH/DOE)
    (3) 実施期間:平成15年度~平成16年度(当初計画)
    (4) 予算規模:約6億円
    (5) 委託先:東京電力株式会社 (再委託先:財団法人日本エネルギー経済研究所)
  5. 事業実施サイトの概要:
    (1) 発電所建設場所:ウドムサイ県ンガ郡ドンエン村
    (2) 配電対象地 域 :ウドムサイ県ンガ郡10村(約 900世帯5,000人)
    (3) プロジェクト概要図:
      プロジェクト概要図
      主要設備:
    1) 太陽光発電設備
      (a)太陽光発電設備 100kW
    2) 揚水発電設備
     (a)発電設備 70kW
     (b)揚水設備 7.5kWポンプ×8台

    サイト写真及びサイト位置
    1.PVパネル及び調整池  4.竣工式写真
    1.PVパネル及び調整池  4.竣工式写真
    2.揚水発電所建屋 5.サイト周辺地図
    2.揚水発電所建屋 5.サイト周辺地図
    3.街路灯がともる村道
    3.街路灯がともる村道
  6. お問い合わせ先:
    本プレス発表の内容についてのお問い合わせは下記までお願いします。
    NEDO技術開発機構 国際事業部 石川・飯島
    TEL:044-520-5191  FAX: 044-520-5193