本文へジャンプ

Press Release

ウクライナとの排出量取引でGISプロジェクト

―省エネ4案件を実施へ―
2012年6月22日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 古川一夫

 NEDOとウクライナ環境投資庁(SEIA)は、排出量取引の際に交わしたグリーン投資スキーム(GIS*1)に関する契約*2に基づき、警察車両のハイブリッドカーへの入替えなど以下の4件のプロジェクトを実施することで合意しました。これらのプロジェクトは温室効果ガスの排出削減を目指すもので、日本の優れた省エネ技術の活用が期待されています。
 今回の合意により、NEDOがクレジット取得の為にウクライナへ支払った資金のプロジェクトへの割当が全て終了しました。

プロジェクト概要

プロジェクト名称 プロジェクト概要
既存の警察車両を燃費効率に優れるハイブリッドカーに入れ替えることで化石燃料使用量を低減し、温室効果ガスの削減を図るプロジェクト。
教育施設ARTEKに省エネルギー性能に優れる太陽光発電施設、太陽熱温水施設を導入することで使用電力・化石燃料量を低減し、温室効果ガスの削減を図るプロジェクト。 
ホルリフカ市熱供給公社のボイラーハウス1カ所を4カ所に分散化するとともに、旧式ボイラーから最新の高効率ボイラーに入れ替えて化石燃料使用量を低減し、温室効果ガスの削減を図るプロジェクト。
ウクライナ国内の4州における42カ所の学校・病院等の窓枠や壁の断熱性を向上し、温室効果ガスの削減を図るプロジェクト。今回の合意により、1自治共和国、10州の340カ所で実施することとなった。

用語解説

*1 GIS:(Green Investment Scheme)
京都議定書第17条に基づく排出量取引のうち、AAU(京都議定書第3条に基づき、同議定書附属書B国に割り当てられる排出枠のこと。)等の移転に伴う資金を温室効果ガスの排出削減その他環境対策を目的に使用するという条件の下で行う、国際的な排出量取引のこと。
*2 ウクライナとの取得契約
2009年3月18日に、AAU3,000万トンの取得契約を締結。本契約では、NEDOからのAAU取得代金はウクライナにおける温室効果ガス排出削減活動や環境保護活動に使用されることが担保されている。

お問い合わせ先

(本プレス発表の内容についての問い合わせ先)
 NEDO 京都メカニズム事業推進部 板橋、関口 TEL 044-520-5195

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)
 NEDO 広報室 遠藤 TEL 044-520-5151