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日仏連携の研究開発・実証プロジェクト実施へ

―医療分野の3テーマを採択―
2012年7月31日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
OSEO

 NEDOとフランスの起業支援・イノベーション振興機構(OSEO)は、日仏連携の国際共同研究開発・実証事業として、ヒト化動物を用いた次世代型がん領域創薬の開発など医療分野の3件のテーマを採択しました。事業期間は2年間(2012~2013年度)を予定しています。
 本事業は、NEDOがOSEOと共同でプロジェクトを支援し、日仏両国の戦略的重要性がある分野で技術開発・イノベーションの促進を目指すものです。NEDOとOSEOは2011年第4四半期から初めての公募を開始し、この度3件のテーマについて共同支援を行うことを決定しました。

1.採択案件の概要

 採択した3件のテーマは以下の通りです。
 インビボサイエンス株式会社、公益財団法人実験動物中央研究所、及びOncodesign社は、「ヒト化動物を用いた次世代型がん領域創薬支援システムの研究開発・実証」として、次世代抗がん剤をより効率的に開発するため、患者から得られた臨床材料をマウスの中で再現する「ヒト化マウス」を開発します。
 株式会社Proteomedix Frontiers、国立大学法人東北大学、Bertin Pharma社は、「On-Demand Multi-mixed Protein Quantification Kitの技術開発」として、分子生物学的手法と標的絶対プロテオミクスの手法を組み合わせて、多種タンパク質を同時定量するOn-Demand型のキットを開発します。同キットは、特定のタンパク質を簡易に定量する、世界各国のライフサイエンス分野の研究者のニーズに応えるものです。
 株式会社シノテストとMagnisense SE社は、「急性期バイオマーカーのPoint Of Care Testing(POCT)の開発」として敗血症等の急性期バイオマーカーに特異的に結合する抗体と、標識磁性化粒子を用いた磁気応答検出システムを組み合わせ、高感度・短時間測定が可能な診断システムを開発します。

2.背景

 NEDOは、2010年9月8日、フランスで中小企業等を支援する公的機関であるOSEOと、日仏企業等のイノベーション促進のため協力することに合意し、覚書(MOU)を締結しました。この合意に基づき、NEDO・OSEOで2011年第4四半期から公募を行い、環境、医療、その他環境・医療分野に資する技術(バイオ、機械システム、電子・ナノ材料等)の分野において、提案を広く募りました。本共同事業を通じて日仏企業等の共同技術開発が強化され、また開発した技術の国際展開の促進が期待されています。

3.お問い合わせ先

(本プレスリリースの内容についての問い合わせ先)
 NEDO 国際部 担当:植田  TEL:044-520-5190  Email:international@ml.nedo.go.jp
 OSEO Ms. Vanessa Godet  TEL:+33-1-4179-8433  Email:vanessa.godet@oseo.fr

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)
 NEDO 広報室 担当:遠藤   TEL:044-520-5151