「NEDO省エネルギー技術フォーラム2016」を開催へ
―未利用熱利用・高温超電導技術など、省エネに関する最新技術を紹介―
2016年9月26日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 古川一夫
NEDOは、最新の省エネルギー技術の開発成果や取り組みについて広く紹介することを目的に、「NEDO省エネルギー技術フォーラム2016」を開催します。
本フォーラムは、10月26日から28日に開催される「スマートエンジニアリングTOKYO 2016」内に出展する展示ブースで実施します。展示ブースでは、未利用熱利用・高温超電導技術などのパネル・試作品などを展示する他、展示ブース内のセミナー会場で、技術開発成果のセミナーを開催します。また展示会場内の特別講演会場で経済産業省政策担当者や有識者を交え、5年ぶりに改定公表された「省エネルギー技術戦略2016」や、世界最先端の省エネ社会実現に向けたNEDOの取り組みなどについて講演を行います。
1.主な出展内容
省エネルギー技術分野に関する展示については、以下の内容を予定しています。
- 戦略的省エネルギー技術革新プログラムの制度紹介及び各分野における技術開発
[展示物例] 高密度モーターコイル、省電力タイミングデバイス※ - 未利用熱エネルギーの革新的活用技術研究開発
[展示物例] 長期蓄熱/高密度蓄熱(低温)の体感デモ、熱電変換モジュール - 次世代送電システムの安全性・信頼性に係る実証研究・高温超電導実用化促進技術開発
[展示物例] 超電導ケーブルのカットモデル、高温超電導コイル - 太陽熱エネルギー活用型住宅の技術開発
[展示物例] 実証住宅のデータ・写真の表示 - 国際エネルギー消費効率化等技術・システム実証事業
2.展示ブース内セミナー
NEDO展示ブース内に設置されたセミナー会場にて、セミナーを開催します。ブース内に展示している技術開発成果や国際実証の取り組みをセミナーにて詳しく紹介いたします。各セミナーとも予約なしで傍聴が可能です。
プログラムの詳細は以下URLをご参照ください。
3.特別講演会場セッションプログラム
- テ ー マ:
- 世界最先端の省エネ社会実現に向けて
―2030年の5030万kl削減に向けた技術開発動向― - 日時:
- 2016年10月28日(金) 13時30分~15時30分
- 会場:
- 展示会場内 特別講演会場
- 内容:
- 2030年の5030万kl削減に向けた技術開発動向を中心として、世界最先端の省エネ社会実現に向けたNEDOの技術開発の取組みを紹介します。
- 傍聴方法:
- 予約席を利用する際は、セミナー聴講事前登録を行ってください。
当日席の利用も可能です。(混雑の場合は立ち見になる可能性があります。) - セミナー聴講事前登録:
4.開催概要
- 名称:
- NEDO省エネルギー技術フォーラム2016
- 会期:
- 2016年10月26日(水)~28日(金) 10時00分~17時00分
- 場所:
- 東京ビッグサイト(東京国際展示場)西3・4ホール A-01ブース
「スマートエンジニアリングTOKYO 2016」内 - 公式サイト:
【用語解説】
- タイミングデバイス
タイミングデバイスは、圧電効果を利用したクロック信号を作り出す受動部品で、携帯電話、ウェアラブルデバイス、AV/PC用途などあらゆる電気機器に使われています。特定の周波数を安定的に生成する「振動子」や、振動子とそれを駆動する発振回路を1つのパッケージに収めた「発振器」があります。
5.問い合わせ先
(本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先)
NEDO 省エネルギー部 担当:舘田、藤井、高島 TEL:044-520-5180
(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)
NEDO 広報部 担当:藤本、髙津佐、坂本 TEL:044-520-5151 E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp