「スマートコミュニティサミット2018」を開催
2018年6月14日
NEDOは6月13日、スマートコミュニティ・アライアンス(JSCA)と共に、東京国際フォーラムで「スマートコミュニティサミット2018」を開催しました。
サミットの冒頭、NEDO石塚理事長が、世界的な再生可能エネルギーの導入拡大に伴い急務となっている系統安定化対策や、EVの普及が電力系統へ及ぼす影響について、各国が着目している現状を述べました。これらの課題に対し、NEDOが先行して推進してきたスマートコミュニティ国際実証事業について紹介し、スマートコミュニティは、エネルギー分野の環境変化に対応する技術として高い期待を寄せられている、と挨拶しました。
続いて、日米独の電力システムの専門家が「系統の限界を超えた再生可能エネルギー導入のために」というテーマで講演を行い、その後の「電気自動車は系統につながるか」というテーマでは、自動車や充電規格の専門家が、講演やパネルディスカッションを行いました。系統制御技術の最新動向や、EVシフトがもたらすエネルギー業界の変革について様々な観点から議論されました。
-
挨拶する石塚理事長
-
会場の様子