都市鉱山活用に向けた集中研究施設「CEDEST」開設式を開催
2018年6月21日
NEDOプロジェクトにおいて、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)は、廃製品に含まれる金属資源の自動選別システムの試験装置群を導入した集中研究施設「CEDEST」を茨城県の産総研つくばセンター内に開設し、6月20日にNEDOと産総研により開設式が行われました。
CEDESTでは、世界初となる自動・自律型リサイクルプラントを集中的に開発・構築することで、電気・電子機器などの廃製品を人工資源とみなした、いわゆる「都市鉱山」の有効活用を目指します。
開設式には、NEDO久木田理事、産総研小林理事が出席し、両理事より挨拶がありました。NEDOは、小型家電などの廃製品に含まれるレアメタルなどの金属資源の有効活用に向けて、低コストで高効率なリサイクルを可能にする革新的な基盤技術の開発を引き続き推進します。
- CEDEST:Center for Developing Separation Technology(分離技術開発センター)
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開設記者会見で説明をする久木田理事
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産業技術総合研究所 小林理事
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CEDEST開設記者会見の様子