本文へジャンプ

米国カリフォルニア州でチャデモ式超高速充電器の運転開始式を開催

2019年6月24日

NEDOは、カリフォルニア州で2015年から電気自動車(EV)の利用範囲拡大を目指す実証事業を進めています。6月17日、「CHAdeMO(チャデモ)」規格による出力100kW EV用超高速充電器の導入に伴う運転開始式を開催しました。

本式典では、来賓としてカリフォルニア州政府の環境保護庁長官、知事室経済促進担当本部長、エネルギー委員会理事、在サンフランシスコ日本総領事館領事から祝辞をいただきました。

また、日産自動車株式会社、兼松株式会社、EVgoなどの事業実施者から、この超高速充電器により、EVへの充電時間が大幅に短縮を図られること、また、EVドライバー向けスマートフォンアプリ「DRIVEtheARC」において充電ステーションでの充電予約機能が追加されたことなどが紹介されました。

これに先立ち、NEDO表理事は「本実証での成果が、日々目覚ましく発展を遂げているEV関連技術と相まって、世界に先駆けて高いエネルギー環境目標に取り組むカリフォルニア州でのZEVの普及に寄与できることを願っている」と力強くスピーチしました。

本実証では、ハード・ソフト両面を通じてEVドライバーの行動を分析することで、EVの快適な利用環境の整備と利用距離延伸の可能性を探ってまいります。

  • 表理事が運転開始式でスピーチをする様子
    運転開始式でスピーチする表理事
  • 運転開始式でスピーチをする州環境保護庁ブルーメンフェルド長官の様子
    州環境保護庁ブルーメンフェルド長官
    によるスピーチ
  • 関係者一同が超高速充電器前で記念のリボンカットの様子
    超高速充電器前にて関係者一同によるリボンカット