世耕経済産業大臣がCCS実証現場を視察
2019年8月23日
NEDO石塚理事長は、8月21日、世耕経済産業大臣による「苫小牧におけるCCS大規模実証試験※」の実証現場視察で、NEDO委託先である日本CCS調査株式会社石井社長らと共に対応しました。
CCS(二酸化炭素回収・貯留)は、地球温暖化の解決、エネルギーの安全保障等を達成するために鍵となる非常に重要な技術であり、今年6月に閣議決定された「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」でも取り組みの推進が謳われています。
「苫小牧におけるCCS大規模実証試験」では、製油所から供給されるCO2含有ガスからCO2を分離・回収し、地中(地下1,000m以深)に圧入・貯留する試験を実施しています。2019年度中にCO2の累積貯留量は30万トンに達する見込みであり、引き続きNEDOは経済産業省や関係機関と連携しながら、CCSの実用化に貢献していきます。
- 2009年度~2017年度までは経済産業省直轄の事業として実施され、2018年度以降はNEDO事業として実施。
-
視察の様子
-
世耕経済産業大臣と石塚理事長らの
意見交換の様子