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インドネシアで可搬型バッテリーシェアリング実証事業の運転開始式を開催

2019年9月3日

NEDOは、8月28日、インドネシア共和国ジャカルタ市内の工業省にて「可搬型バッテリーシェアリング実証事業」の運転開始式を行いました。本事業では、電動モビリティーの弱点である充電時間の問題を解決する一つの方法として、可搬型蓄電池シェアリングシステム(着脱・持ち運び可能なバッテリーを電動バイクから切り離してユーザー間でシェアする方式)を採用し、また、バッテリー稼働状況の集中管理を行い、交換バッテリー配置の最適化を含めたシステム全体の有効性を検証する実証を行います。

本式典では、来賓として、アイルランガ工業大臣、ハルジャント総局長、在インドネシア大使館小野臨時代理大使からの祝辞がありました。

あわせて本実証で使用する実証機器の展示、デモンストレーションも行い、実証に関する理解を深めていただくと同時に、同国でのEV普及の一助となるよう関係者による意見交換も行いました。

これに先立ち、NEDO表理事は「本実証で培ったこの技術や経験が、インドネシアにおける電動モビリティーの普及および発展に寄与し、他のASEAN諸国、世界へ広がっていくことを期待している」と挨拶しました。

  • 表理事によるスピーチ
    スピーチをする表理事
  • スピーチする小野臨時代理大使
    小野臨時代理大使によるスピーチ
  • 会場壇上で本実証のバッテリーを持ちあげるアイルランガ工業大臣とそれを見守る関係者
    本実証のバッテリーを持ちあげる
    アイルランガ工業大臣
  • 表理事とアイルランガ工業大臣が握手して記念撮影
    表理事とアイルランガ工業大臣との面談