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「クリーン・コール・デー2019 国際会議」を共催

2019年9月17日

NEDOは9月9日および10日、経済産業省(METI)、一般財団法人石炭エネルギーセンター(JCOAL)、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と共催で、クリーン・コール・デー2019国際会議を開催しました。

開会にあたっては、NEDOを代表して環境部長より共催者挨拶を行いました。その中でNEDOが実施しているIGFCやCCSのプロジェクトを紹介するとともに、地球環境問題の解決に向けてカーボンリサイクルなどの非連続イノベーションに取り組む重要性とNEDOの役割について言及しました。

会議では、主要石炭産消国の政府関係者やIEAなどの国際機関から、それぞれの国やアジア地域のエネルギー政策動向に関する講演が行われ、また米国ワイオミング州政府や豪州ヴィクトリア州政府などから、CO2分離回収プロジェクトや褐炭水素プロジェクトなどの事例紹介があり、気候変動問題の解決に向けた国際連携の必要性について議論が行われました。

さらに、非連続イノベーション技術として注目されるカーボンリサイクル技術に焦点を当て、その代表例である光触媒技術に携わる藤嶋東京理科大学栄誉教授が特別講演を行いました。

2日間にわたり、国内外の産官学から延べ650名以上が参加し、活発な意見交換が行われました。

  • シンポジウム冒頭に挨拶するNEDO環境部長
    NEDO環境部長による挨拶
  • 光触媒とカーボンリサイクルへの適用についての特別講演を行う藤嶋栄誉教授
    藤嶋栄誉教授による特別講演