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希少金属代替省エネ材料開発プロジェクト

事業・プロジェクト概要

事業期間:平成20年度~平成27年度、総予算額:124.0億円
 希少金属(レアメタル・レアアース)は、我が国産業分野を支える高付加価値な部材、製品に必須の原料であり、近年需要が拡大しています。しかし、他の金属と比較して希少であることや、その偏在性ゆえに特定の産出国への依存度が高いこと、また代替も困難であること等から、我が国の中長期的な安定供給確保に対する懸念が生じています。
 本事業では、代替・使用量低減の角度から、希少金属の安定確保に貢献する技術を開発します。また、企業で開発した技術を基に、希少金属代替・使用量低減材料または製品の実用化を助成します。

委託事業

 平成20~25年度は、元素ごとのリスク評価を行い、リスクの増大が懸念される透明電極向けインジウム、希土類磁石向けジスプロシウム、超硬工具向けタングステン、排ガス浄化向け白金族・セリウム、精密研磨向けセリウム、蛍光体向けテルビウム・ユーロピウム等を対象元素とした代替材料の開発、または使用量低減技術の開発を行ってきました。

助成事業

平成24~27年度は、産業界での希少金属の使用量低減を促進するため、民間企業から広くテーマを公募し、早期の活用が期待される研究開発に対して助成します。
  • 図
    対象元素と用途

関連成果(プロジェクト実施者の対外発表記事)

基本情報

技術・事業分野 希少金属
プロジェクトコード P08023
担当部署 電子・材料・ナノテクノロジー部 (TEL:044-520-5220)

短期的アウトカム概要(6年間の追跡調査により把握した状況)

■追跡対象企業のPJ終了後6年目のステージ状況

研究開発項目〔1〕~〔5〕

対象企業数:17社

  • 上市:3
  • 製品化:3
  • 研究・開発を継続中:6
  • 中止・中断:5
研究開発項目〔6〕~〔8〕

対象企業数:8社

  • 上市:3
  • 製品化:0
  • 研究・開発を継続中:3
  • 中止・中断:2
研究開発項目〔9〕〔10〕

対象企業数:12社

  • 上市:1
  • 製品化:4
  • 研究・開発を継続中:5
  • 中止・中断:2

最終更新日:2021年8月20日

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