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ヒト幹細胞産業応用促進基盤技術開発/ヒト幹細胞実用化に向けた評価基盤技術の開発

事業・プロジェクト概要

事業期間:平成22年度~平成25年度、平成25年度予算:9.4億円
PL:中畑 龍俊(国立大学法人京都大学 教授)
 多能性を有する幹細胞は様々な細胞に分化する能力を有しており、適切に誘導を行うことで神経、心筋、膵臓β細胞など様々な細胞を得ることができます。このため、創薬における薬効評価や安全性薬理試験などの創薬スクリーニング、発生・分化や疾患メカニズムの解明、再生医療への応用など生命科学や医療への貢献が大きく期待されています。中でもiPS細胞(人工多能性幹細胞)は、皮膚等の組織から作製可能であることから倫理的な障壁が低く、加えて遺伝的に多様な細胞を容易に得られること、免疫拒絶反応を回避あるいは軽減可能であることなどから、有用な細胞源として期待が高まっています。
 しかし、ヒト幹細胞を産業利用に繋げるためには、「品質の確保されたヒト幹細胞の安定的な大量供給」を可能とすることが極めて重要です。
 本プロジェクトでは、様々な細胞に分化する能力を有するヒト幹細胞の産業利用促進の重要な基盤となる、品質の管理されたヒト幹細胞の安定的な大量供給を可能とする基盤技術の開発を行います。

詳細資料

基本情報

技術・事業分野 バイオシステム
プロジェクトコード P10027
担当部署 バイオテクノロジー・医療技術部 (TEL:044-520-5231)
 

最終更新日:平成26年7月25日

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