水素利用技術研究開発事業
事業・プロジェクト概要
本事業では、2020年以降の燃料電池自動車(FCV)及び水素供給インフラの本格普及に向け、国内規制適正化・国際基準調和・国際標準化に関する研究開発、FCV及び水素ステーション用低コスト機器・部品等の研究開発を行い、一連の機器及びシステムのコスト低減、FCVの普及展開及び国際競争力確保に資するため、以下の研究開発項目を実施します。
- (I) FCV及び水素供給インフラの国内規制適正化、国際基準調和等に関する研究開発
水素ステーションの設置・運用等における国内規制の適正化、使用可能鋼材の拡大、水素ガス品質管理方法等の国際標準化の研究開発等を行います。また、FCVに関する国際基準調和、国内規制の適正化及び国際標準化の研究開発等を行います。 - (II) FCV及び水素ステーション用低コスト機器・システム等に関する研究開発
水素製造・輸送・貯蔵・充填機器及びシステムのコスト低減、高性能化、長寿命化及びメンテナンス性向上のための研究開発を行います。また、FCV用水素燃料容器のコスト低減に向けた水素貯蔵材料を用いたシステムの開発を行います。 - (III) 水素ステーション安全基盤整備に関する研究開発
普及初期に向けて、一般ユーザーに安定したサービスを提供できるための運用技術の開発を実施します。 また、2025年以降の本格普及期に向けて、欧米等の海外の動向も参考に、地方自治体や地域住民の方々がより一層安心して受け入れられる安全・安心な次世代水素ステーションに必要な技術開発を行います。 - (IV) CO2フリー水素及び国際機関等に係る政策・市場・研究開発動向に関する調査研究
国内外における政策・市場・研究開発動向の調査を行って水素のCO2フリー化に係るシナリオを構築し、シナリオに沿った研究開発等を進めます。
基本情報
事業期間・予算額 | 事業期間:平成25年度~平成29年度、平成29年度予算:41.0億円
PL(プロジェクトリーダー):国立大学法人九州大学 水素エネルギー国際研究センター教授 尾上清明氏 |
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技術・事業分野 | 燃料電池・水素 |
プロジェクトコード | P13002 |
担当部署 | 新エネルギー部 (TEL:044-520-5270) |
詳細資料
- 基本計画(168KB)
- 実施方針:平成29年度版(518KB)
- 実施方針:平成28年度版(329KB)
- 実施方針:平成27年度版(1.3MB)
- 実施方針:平成26年度版(313KB)
- 実施方針:平成25年度版(137KB)
短期的アウトカム概要(6年間の追跡調査により把握した状況)
【追跡対象企業のPJ終了後6年目のステージ状況】
- 対象企業数:58社
- 上市:22 製品化:16 研究開発を継続中:11 中止・中断:9
最終更新日:2024年8月1日
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